今クールの連ドラで大好評を博した「99.9─刑事専門弁護士─」(TBS系)。最終回の視聴率は19.1%。全回平均も17.2%で、現在のところ今年の民放連ドラでトップの数字だ。人気の要因にあげられるのが、セットのこだわり、そして個性的なキャラクター設定だ。
「番組ツイッターで監督が『パラリーガルの“戸川奈津子”は(松本潤演じる)深山大翔と(香川照之演じる)佐田篤弘の間の会話を翻訳する、という意味でつけられた役名』と、通訳で翻訳家の戸田奈津子氏を名前のモチーフにしたことをクランクアップ後に暴露するなど、気付かれないままのネタも随所にあるのです。そんなネタの全貌がDVDで解明されるのではと期待する声もあがっています。松本潤の人気もあいまって、DVDはかなり売れるのではないでしょうか」(芸能ライター)
しかし、DVDだけではなく、水面下ではいろいろな企画が進行中だという。
「今後を予感させるドラマの終わり方でしたから、恐らく続編はあるでしょう。それだけでなく、スピンオフや映画化の話なども出ているようですよ。深山との掛け合いが好評だったパラリーガル・明石達也(ラーメンズ・片桐仁)も人気で、ネットでは『明石さんでスピンオフを作ってほしい』という声もあがっています。深山の下宿“いとこんち”も舞台化できそうですよね」(週刊誌記者)
続編、スピンオフ、映画化、舞台化‥‥。まだまだこの勢いが収まることはないようだ。
(伊藤その子)