長い長い正月休み。思いっきりダラダラして休んだはいいものの、休み明けに「仕事に行きたくない……」という気持ちになっていませんか。
嫌な上司のことを思い出し、仕事に復帰したくないと思うのはよくあること。でも、そんな一時的な思いで会社に行かなくなってしまっては、自分の未来も閉ざされてしまいます。そこで、このようなときの対処方法を紹介していきましょう。
■仕事に対する価値観を見直す
仕事に対して、何か勘違いしてはいないでしょうか。「仕事は虐げられるものだ」という印象を持っているなら、それは偏った見方になっています。
ビジネス格言研究会の「会社に行きたくないと思った時に読む本~心が軽くなる言葉90~」(笠倉出版社刊)には、仕事に関してさまざまな格言が紹介されています。例えば、児童文学作家の灰谷健次郎さんの言葉。「人の仕事はこれまで色々と学ばせてもらったことへのお礼。いつも人の役に立っているという辛抱がなければ、それは仕事ではない」。このように思えば、気持ちも変わってくるかもしれませんね。
■勇気を持って仕事を断ることも必要
人事コンサルタントである新田龍さんの著書「ドリル式 明日会社に行きたくないときに読む本」(主婦の友社刊)によれば、会社に行きたくないのは仕事を引き受け過ぎているのも原因なんだとか。
あまりに仕事を抱え込み過ぎると、仕事が手に負えなくなって自分の中心的な仕事に集中できなくなることで結果も出せなくなり、しまいには会社に行きたくないと思うこともあるそう。そのため、業務量がいっぱいいっぱいのときは、仕事を断ることで自分を守ることも必要なんだそうですよ。
正月休みが明ける前に仕事に関する視点を見直して、楽しい気分で仕事始めを迎えたいですね。