俳優のいしだ壱成が女優の飯村貴子と離婚していたことを12月16日、自身のインスタグラムを通じて報告。同日発売された「女性セブン」もいしだの離婚を本人のインタビューとともに報じた。
いしだはインスタグラムに娘の写真をアップし、「離婚しました。これからは娘のために精一杯生きていきたいと思います」とコメント。「女性セブン」の記事では、いしだは“元妻”の飯村同席のもと取材に応じ、自身の誕生日である12月7日に飯村から差し出された離婚届を書いたことを告白。いしだはこれで3度目の離婚となる。
いしだによると離婚理由は経済的なもので、食費も足りず、家族をずっと辛い状態にさせてしまっていたという。加えて落ち着いていたうつ病が再発。定職に就こうとハローワークにも通ったが採用には至らなかった。パワーストーンの販売やインターネットのライブ配信で収入を得ていた時期もあったといい、飯村もまた育児の傍ら飲食店やスーパーなどでアルバイトをして家計を助けていたが明るい未来は見えなかった。
父親の石田純一には離婚届を書いた日に電話で報告。いしだは父親とは2歳までしか暮らしていないので記憶はないとしつつも、今回の離婚で、やはり親子だと実感したという。「僕と父は何か欠落している。やっぱり“同じ生き物”な気がします。ダメなところが似ている」と語った。
いしだは、年末年始は石田家で世話になろうと思っていることを明かし、今後はアルバイトでも何でもして養育費を稼ぐ決意を語りつつも、落ち着いたら東京へ戻り、芸能界復帰の希望も口にした。
ネットではいしだの告白について《自分の才能を自分自身が大切にしなかったことが運の尽き。今頃、大河ドラマだって視野に入った俳優になっていただろうに》《飯村さん、頑張ったな、耐えてたんだなと思いました》《パワーストーン販売してるのになんの効果もなかったんだね》など厳しい声が中心だったが、一方で《壱成さんがめちゃくちゃ輝いていた全盛期を知る者です。一般の仕事が向かなかったならば、また演劇の世界に戻るほうがいいのではないかと思います。年齢を経た今だからできる演技があるような気がします》《いしださんの若い頃の演技は、本当に凄かった。人の心に響く演技をしていた。ただ、メンタルがとても弱くて、パートナーに依存してしまう人なんだろうね。年相応の演技でまた感動させてくれないかなと思います》《俳優として本当に素晴らしい才能があるのでもったいないです。使ってくれる所ないのかな。全盛期に演技で感動した世代なのでどうにか復帰してほしいと思う》など激励の声も多かった。
「全盛期のいしだの演技については今も非常に高く評価する声が多く、12月16日に配信されたニュースサイト『AERA dot.』の記事でも『俳優を続けていれば大河レベルの役者だった』という評価がなされています。いしだは精神疾患を抱えていることを告白しているので、すぐの復帰は難しいかもしれませんが、症状が落ち着いたら改めて芸能界の復帰を検討するのもよいのではないでしょうか。応援する人は多いではずです」(芸能記者)
再び這い上がってきてほしいものだ。
(柏原廉)