新型コロナウイルスの蔓延により、大きく業績を伸ばすことに成功した事業の一つが、宅配サービスだ。中でも利用者が注文した飲食店のメニューを配達員がわずか20~30分で届けてしまう「Uber Eats(ウーバーイーツ)」は、瞬く間に登録者が激増し、今や新たな生活様式の一部となっている。
一方で、一部の配達員による危険運転や、商品配送時のトラブルなども、SNSではたびたび指摘され、“悲鳴”をあげる芸能人も散見された。
248万人ものフォロワーを誇るインスタグラムでの生配信中、運ばれたホットドッグへの不満をもらしたのは人気イケメン俳優の竹内涼真だ。
1月19日、竹内は主演中のゾンビドラマ「君と世界が終わる日に」(日本テレビ系)の撮影合間の昼休みに生配信を行い、ファンと交流。途中、ウーバーイーツで注文した昼食を食べようとしたところ、袋の中には、湯気でシワシワになり、形の崩れたぐちゃぐちゃのホットドッグがあった。
これに竹内は「ちょっと待てよ、べちょべちょじゃねーか。どうやって持ってきたんだよ」と舌打ち。続けて「ウーバーの野郎。おい、絶対コケただろウーバー。ふざけんなよ」「本当にすごいんだけど。ホットドッグに見えない。ぐちゃぐちゃなんだけど」と苦笑し、あまりの変形ぶりに、配達員が転倒した可能性を指摘すると、「絶対、ウーバーの人、途中、ゾンビに追っかけられたよ。壮絶な道だったんだろうね」とドラマにかけて配達員の身を案じるジョークも忘れなかった。
「その後、ホットドッグを口にした竹内は『ん~、味は美味い』と満足げに語り、『命がけで持ってきてくれたんだな。ありがとう、ウーバー!』と感謝していましたが、一連の発言に対しネット民からは『配達員コケたなと思ったなら“怪我してないかな”と気遣ってあげられるようになるとイケメン度上がるよ』『ますます嫌いになったわ』『パンとか時間経ったらふやけるの当たり前じゃない? あと味はウーバー関係なくない?』などの指摘や、『竹内涼真に会えるならウーバーやってみたい笑笑』『出前頼むならそういうリスクも受け入れる覚悟が必要』などと様々な反応が集まりました。
竹内はのちに自身のウーバーへの不満について報じた記事に対し、『おいおい…もうさぁどんだけ僕の足を引っ張りたいのよ めっちゃ必死かい。(生配信を)観てくれた人はわかると思うけど楽しいインスタライブでしたね』と反論のツイートを投稿。“ブチ切れ”の雰囲気ではなく、あくまで冗談交じりにツッコミを入れただけに過ぎないことをアピールしていました」(テレビ誌ライター)
とはいえ、舌打ちを挟みながら「Uberの野郎」「ふざけんなよ」などと口にしたことについては、決して“楽しいインスタライブ”ととらえた視聴者だけではなかったのではないだろうか。
(木村慎吾)