12月16日に最終回を迎えた人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)。シーズン7となる今作の最終話は17.7%の高視聴率を記録。今年放送された民放連続ドラマで堂々1位に輝き、またもや“ロス”の声が高まっている。
最終話は、野村萬斎演じる蜂須賀が重度の癌を患いながら、猛威を振るい始めた新型ウイルスに感染。パンデミックを防ぐために自ら感染医療センターを封鎖し立て篭もり、未知子が決死の覚悟で手術を行うという展開。未知子をはじめ、海老名(遠藤憲一)らは水と食料を差し入れすると言い、シャッターが空いた隙に封鎖された病棟へ。蜂須賀のもとに行き、ガラス越しに癌の手術を受けるよう説得するも、蜂須賀自身がウイルスに感染しているとわかると未知子以外の医師は這々の体で逃げ出す始末。未知子だけは「私もあきらめない。100%のオペにしてみせる」と説得。しかし、蜂須賀の体力が尽き倒れてしまう。
未知子は咄嗟の判断でガラスを消火器で破り蜂須賀のもとへ駆け寄るのだが、このシーンの蜂須賀が“艶気ダダ漏れ”だとネット上で大きな話題となった。
「蜂須賀は、病気による体力の衰えでやつれ、顔色が悪く、疲労も重なり髪は乱れ、うっすら無精髭も生えた状態。この疲れ切ったエリート医師の姿に萌えコメントが殺到。ツイッターでは『蜂須賀先生艶気ダダ漏れじゃない?』『ピッチリしてた髪がほつれて服もよれよれで無精髭のとこなんかもはや艶気だったな』『寝ても覚めても蜂須賀先生の色艶気が‥‥』などのコメントが書き込まれました。
物語の終盤では、手術に成功して生還した蜂須賀が未知子にプロポーズ。緊張のあまり『あ、あの感染バカと手術バカは結構最高のパートニャーになるんじゃないかと‥‥』と噛み噛み。そのシーンにも『蜂須賀先生のプロポーズかわいかった』『プロポーズでカミカミなところ、かわいい』など、キュンときた視聴者からのコメントが寄せられました」(女性誌記者)
狂言師としてだけではなく、俳優としてもさらに人気をつかんだようだ。
(窪田史朗)