ボクシング東京五輪金メダリストの入江聖奈が12月20日放送の「さんま・上田・有働!今だから話します亀梨・藤井・水卜日テレキャスター大集合SP」(日本テレビ系)に出演し、実際に共演して「怖かった」タレントの名前を明かした。
この日の番組では、“今だから話せる秘話大公開!”と銘打ち、芸人とアスリートのトークが展開される中、東京五輪後にテレビ出演回数が激増した入江は、これまでの共演者で怖かったという人物について言及。同番組MCを務めたお笑い芸人・明石家さんまを「怖かった人物」に挙げ、その理由には「さんまさんは目が怖くて。絶対に対戦相手だったら嫌だなと思って」と説明した。「優しい方だし、気配りができる方っていうのは伝わってきたんですけど、やっぱり見つめた人を食うみたいな」と、さんまの目力を独特の表現で伝えた。
これを受け、さんまは「スポーツ選手から見たら、そう見えんねんなぁと思って」と驚きつつ、「怖くないですよ! 芸人に対しては厳しい目をする時はあるんですけど、オリンピック選手とか俳優さんには絶対そんな目はしてないですよ」と釈明した。
「過去にはダウンタウンの浜田雅功と松本人志、今田耕司、ナインティナインの岡村隆史、中川家の礼二らも、『さんまさんの目が怖い』と明かし、顔は笑っている表情でも、『目だけが笑っていない』と説明。多くの売れっ子芸人たちを震え上がらせてきたさんまの目ですが、アスリートの入江にとってもそれは同様だったようです。
とりわけ、『対戦相手だったら嫌』『見つめた人を食うみたいな』といったユニークな彼女の表現には、ネット上で『さすが勝負師の勘。確かに目の奥が笑ってないよね』『世界を制したボクサーが言うのだから間違いないのだろう』『対戦相手だったら嫌って、たぶんボクサーにとっては最大級の褒め言葉よな』『さすが一流アスリートでボクサー。一瞬目を見るだけでその洞察を得るのは並ではない』『ボクサーが相手を観察する時と同じ目だったんだろうね』といった反応が見られました。
芸人以外に向けて、そうした目を見せたことはないと語るさんまですが、もしかすると、さんまがほかの芸人に対して厳しい目を向けている姿を、たまたま目撃した入江が恐怖を感じたという可能性も考えられます」(テレビ誌ライター)
ボクシングの金メダリストをも萎縮させてしまうほどのさんまの視線。本気で笑いに生き続ける男の貪欲さが目力となって、無意識のうちに相手を恐れさせてしまうのかもしれない。
(木村慎吾)