かつては「ゴリ押し女優」の筆頭格として批判にさらされていた剛力彩芽。大手芸能事務所・オスカープロモーションを経て、2020年9月に個人事務所「株式会社ショートカット」を設立してからというもの、どうやら風向きが変わってきたようだ。
12月18日、25日前後編で放送された平手友梨奈主演ドラマ「風の向こうへ駆け抜けろ」(NHK)では、地方競馬「鈴田競馬」の実力者の恋人で馬主の沢田奈保美を好演。奈保美が所持する馬の脚の不調に気付いた厩務員が、その馬をレースに出場させなかったことに激怒して恋人に訴えるシーンを、説得力をもって演じた。
「誰が見ても剛力が演じた奈保美は、日本の民間人として宇宙旅行を終えたばかりの前澤友作氏と交際していた頃の彼女自身を想起させるキャラクターでした。もしまだ剛力がオスカーに在籍していたら、奈保美を演じることはなかったことでしょう。来年1月2日には、フジテレビ系列とはいえ東海ローカル放送の単発ドラマ『家族の肖像』で主演することも、個人事務所を設立して身軽になったからこそできることでは。ネット上でも『前澤と別れてからの剛力に好感を持ち始めてる』『もうゴリ押し感が消えてきた気がする』『金持ちの恋人を持つワガママ女の役を演じる剛力に、女優になったなぁと感慨深いものがある』『チョイ役でもちゃんと爪痕を残した剛力に頑張ってるなと思った』など、好感触な声があがっています」(女性誌記者)
来年1月13日スタートの深夜ドラマ「真夜中にハロー!」(テレビ東京系)では、自分の中で理由をつけて好きな人に素直に好きと言えず悩む英会話講師・井浦ヒビキを演じる剛力。これだけ順調に女優の仕事があるということは、オスカー退社は正解だったと言えるのでは。