6月22日に新曲「Take a “5” Train」をリリースしたA.B.C-Z。ジャズのスタンダードナンバー「Take the ‘A’ Train(A列車で行こう)」をモチーフに、ジャニー社長みずからが曲名を決めたという渾身の一作だ。
5月20日の「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)でTV初パフォーマンスが披露されるや、瞬く間にファンの間で話題を呼んだこの最新曲。この時はメンバーの五関晃一が振り付けたという“Mステ用”のアクロバットを増やしたダンスを魅せ、嵐・松本潤も感嘆、「これぞジャニーズ!」と称賛するほどのキレキレのステージで、A.B.C-Zの存在感をアピールしたのだった。
そんな勢い溢れるA.B.C-Zのメンバーなかでも、異彩を放つのが河合郁人だ。河合はあまりにも“ジャニーズ愛”が強すぎることで有名で、好きな先輩の完コピからはじまったモノマネ芸を得意としている。
「そのモノマネレパートリーは木村拓哉を筆頭に、松本潤、亀梨和也、増田貴久、菊池風磨と多彩。なかでも松潤のモノマネが似ていると評判で、2015年大晦日のカウントダウンコンサートでは、『ファンが選ぶ初夢2ショット』のコーナーで堂々3位となり、念願の松本との共演を果たしています」(エンタメ誌ライター)
これには河合が喜んだのはもちろんのこと、A.B.C-Zファンも「河合の夢がかなった」と感激。以降、本人からの事実上の“公認”を受けた河合は、いまやMステでもタモリから松潤のモノマネをふられるほどになっているんだとか。
「(前述の)Mステ出演の際、タモリからモノマネをふられた河合は、『ここでやるの? お前メンタルすごいな』と言う松潤の静止を振り切り“ジュニアの頃の松本のターンと今のターンの違い”というネタを堂々披露。しかも河合は新曲を歌い終わった最後にも、松潤のモノマネでキメポーズ。そして番組のエンディングでは、嵐の中に混じって『モノマネやりに来れてよかったです!』と言い、最後まで笑いを取っていました。そのたくましさたるや、まるで芸人のようです」(前出・エンタメ誌ライター)
肝心のモノマネはというと、嵐の面々からは「よくわからない」と冷たく首を傾げられ、松本からも「ディスられてる」と不快感を露わにされるという“スベリ芸”的オチとなったが、それも“お約束”といえそうだ。
アクロバットに生歌、キレキレのダンス‥‥最近ではそのパフォーマンスが凄すぎるとネット上でも話題となっているA.B.C-Z。“遅咲き”と言われてきた彼らだが、今回の新曲で、さらなるファンを獲得することは間違いなさそうだ。
(琴葉)