人気バンド・SEKAI NO OWARIがついにドーム級の超人気アーティストに登り詰めた。6月19日に公式サイトにて3都市5公演の「ドーム・スタジアムツアー2017」を発表したもの。ボーカルのFukaseがツアー開催をツイートしたところ、3万件以上もの「いいね!」が集まるほどの反響を呼んでいる。そんなセカオワ人気について音楽ライターが説明する。
「2014年末に紅白歌合戦で歌った『Dragon Night』が大きく話題になり、その勢いを駆って2015年は2枚のシングルでランキング1位と2位をゲット。Fukaseと益若つばさの真剣交際も世間に好感され、さらにはメンバー全員が熊本地震の復旧に汗をかいたことでバンドのイメージも大きく向上しました。これまでは、音楽性にクセがあるのでドーム級は難しいとの見方もありましたが、今や一般層にもその名前が浸透し、高い支持に繋がった形です」
そんなセカオワに対して集客力の衰えを露呈しているのが、音楽面のライバルで友人関係にもある川谷絵音だ。「ゲスの極み乙女。」では武道館公演までこぎつけたものの、ベッキーとの不貞騒動が影響してか空席も目立っていた。しかも現在ツアー中の「Indigo la End」では、残る7公演のうち4公演がソールドアウトできていない状況だ。
「今回のツアーではキャパ1000~2000人の会場を使っており、この規模ならすべてソッカン(即日完売)を見込んでいたはず。しかし、川谷の不貞行為ですっかりミソを付けてしまい、アーティストにとって大事なライト層を取り逃してしまいました。いま会場に来ているのは以前からのファンがほとんどのはずで、夏に向けてファン層の拡大を狙うもくろみも崩れましたね」(前出・音楽ライター)
どうやら川谷は自分がまいた種のせいで、自分自身にとっての「セカイノオワリ」を呼び込む結果になってしまったようだ。
(金田麻有)