昨年大みそかに放送された「第72回NHK紅白歌合戦」に故郷・岡山の実家から初出場し大反響となった藤井風。藤井は1月2日、自身のYouTubeで「ねそべり紅白」と題して「NHK紅白」の舞台裏を明かし、さらなる反響を呼んでいるようだ。
藤井は実家で収録した映像と「NHK紅白」生放送の会場となった東京国際フォーラムでの生映像を巧みにつなぎ、あたかも岡山の実家から東京国際フォーラムにするりと現れたような演出で登場。視聴者だけでなく司会陣や審査員を驚かせたのだが、その演出があまりにも見事だったことから、ネット上では「実家ではなくセットだったのでは?」の声も。しかし藤井は「リアル実家ですからね。ガチ実家ですからね。ちょびっと小ぎれいにしてもろただけ」と完全否定。「実家で収録をさせてもろて、そっから服で(カメラを)暗くして、そっから国際フォーラムへワープするというすごい演出を提案していただきました」と詳細を明かした。
また、1曲目の「きらり」では歯の矯正器具を外していたが、2曲目の「燃えよ」では装着したままパフォーマンス。「外れんワイヤーじゃのうて、取り外しができるような矯正装置に、歌うためにしてもろうたのに、肝心な時に矯正装置つけたままでした。どんだけ緊張しとんねんいう話で。それも気にならないくらいには緊張していました」とカミングアウト。ネット上では「自然体でピアノも歌も作る楽曲もよくてイケメン。好きになるしかない存在」「テレビ初出場が紅白だというのに、どっしり構えててすごい人だなぁと思ってたら緊張していたとは。全然わからなかった」「ピアノ巧い、歌いい、作る曲もいい。この時に履いてたもふもふのルームシューズ、『READYMADE』ってブランドで3万円くらいするそうだけど完売だって。藤井風人気すげぇ~」「部屋着にしか見えない衣装で最高にイケメンでイケステージだった。ねそべり紅白もいいわ~」など、称賛の声が相次いだ。
「NHK紅白の大トリとなったMISIAが2曲目に歌った『Higher Love』は藤井が提供した楽曲のため、2人の共演に期待する声が放送前からあがっていました。そのため白組の藤井がサプライズ登場して紅組のMISIAの伴奏したことから、『夢の共演』『才能の塊コンビに拍手』『紅白を超えたすばらしいライブ』といった声もあがっていました」(女性誌記者)
藤井には、今年もいい風が吹きそうだ。