酒井法子がデビュー30周年を記念して9月22日に16年ぶりとなるコンサートを開くことが決定し話題になっている。それに先駆け6月26日には、ディナーショーも開催する予定だ。
また、今秋発売予定の記念アルバムには、一般から“好きな曲”を一般公募し、収録するとともにコンサートのセットリストにも反映させるようだ。
酒井が歌手活動に意欲的なのは「中国圏での人気が後押ししている」と芸能ジャーナリストは言う。
「酒井は、2009年に法律違反の薬物で逮捕されるずっと前の90年頃から、中国圏に進出していました。95年の酒井のヒットドラマ『星の金貨』(日本テレビ系)が、中国圏でも放送されて、人気に拍車がかかった。中国圏は大きなマーケットですから、その地域で人気があるというのは“ビッグビジネス”に繋がるわけです」
しかし、逮捕の過去は影響しないのだろうか?
「中国のネットユーザーの書き込みを見ても『人生、山もあれば谷もある』とか『今をしっかりと生きて、将来の自分にとって良いものを残せばいい』など、国民性なのか好意的なものが多い。また、『星の金貨』が繰り返し再放送されていることから、事件を知らない若い世代にも、いまだファンが広がり続けて続けているんです」(前出・芸能ジャーナリスト)
芸能人としても心身的にも、今後は中国圏での人気を足掛かりに“完全復活”となりそうだ。
(甲斐栄子)