今年のスギ花粉、早くて2月上旬から飛び始めると報じられましたが、そうと聞いて早速「今年もあのツラい時期がくるのか……」と憂鬱な気分になった人も多いのでは? でも、早めに予防策をとっておけば、花粉シーズンの悩みを軽減することができそうです。
ユーグレナが2021年11月、花粉症対策について調査したところ、予防のための習慣は「手洗い・うがい」(54.5%)、「自宅に入る前に衣服をはたく」(22%)、「よく眠る」(18.5%)がトップ3に。食事での対策は「ヨーグルト・乳酸菌飲料などをとる」(33.5%)、「緑茶を飲む(カテキン)」(12.5%)、「キムチ・味噌などの発酵食品をとる」(11%)がトップ3となったそうです。
医師の石原新菜さんは、免疫バランス強化には少なくとも3ヵ月以上はかかるといわれるため、今から花粉症に備えた食生活を送ることを勧めています。
とくに、皮膚や粘膜を丈夫にする大豆・肉・魚・卵といったたんぱく質、腸内環境を整える乳酸菌や食物繊維の他、免疫バランスを整えるために、青魚に含まれるEPAや藻類の一種であるユーグレナに含まれる食物繊維パラミロン、しょうがなどの身体を温める食材、ポリフェノールなどを意識的に取り入れるのがよいようです。
今から花粉に強い体づくりを始めておけば、花粉飛散ピークの頃の症状も軽減されるかもしれません。そのために、食生活の見直しから取り組んでみるとよさそうです。