女優の松嶋菜々子が1月7日、嵐の松本潤主演のドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)にレギュラー出演することが同ドラマの公式サイトで発表された。
同ドラマは1月20日から放送。思いやりと人間愛にあふれたちょっぴり“中途半端な男”が孤独に生きる現代人の心を救う社会派ホームコメディ。脚本は遊川和彦氏によるオリジナル作だ。
公式サイトによると遊川氏と松嶋のタッグは10年振り。松嶋は主人公一家のお隣に住み、占いにハマっている謎多き隣人・道尾頼子役で登場。白髪交じりの髪と個性的な服といった容貌だけでなく言動などもこれまでの松嶋のイメージを覆すものになるという。
松嶋は同ドラマ出演に際して「これまでも個性のある役を演じてきましたが、今までと道尾頼子との違いは、自分にない要素です。監督からのリクエストは、“自分に役を寄せるのではなく、真逆を意識してやってみてください”という事ですが、それは難しく、日々試行錯誤しながら取り組んでいます」とコメントを寄せている。
ネットでは《楽しみです! 松嶋さんの華やかさは、テレビを通しても凄いオーラで感じます。ほんとにキレイです》《普通の美人でも、究極の美人でも、やり手キャリアウーマンでも癖のあるミタでも、なんでも形になる女優としてますますのご活躍。今回はどんな人生を歩んでくれるのか、楽しみです》《もともと見ようと思っていたけど、さらに楽しみになりました!》など期待の声が続出している。
「松嶋はこれまで1998年の『GTO』(フジテレビ系)を皮切りに1999年の『魔女の条件』(TBS系)、11年の『家政婦のミタ』(日本テレビ系)など、遊川氏が脚本を務めた連続ドラマに出演。単発ドラマでも00年の『百年の物語 第3夜』(TBS系)に出演しています。主演の松本とは05年と07年の『花より男子』(TBS系)シリーズ、12年の『ラッキーセブン』(フジテレビ系)で共演。
昨年、夫の反町隆史が長らく出演していたドラマ『相棒』(テレビ朝日系)を今シーズンで卒業することが報じられて以降、松嶋は主演ドラマへの期待が高まっていました。というのも反町・松嶋夫婦は一方に連ドラの仕事が入るともう一方は仕事をセーブして家庭を守るスタイルと言われていたからです。とはいえ、夫の反町が『相棒』に出演している期間に松嶋は16年のドラマ『砂の塔~知りすぎた隣人』(TBS系)や18年の『監査役 野崎修平』(WOWOW)、20年の『頭取 野崎修平』(WOWOW)、21年の『SUPER RICH』(フジテレビ系)など連ドラに出演していたケースもあるので、実際は異なる可能性も。
とはいえ、縁のある遊川脚本に松本との共演ということで話題をさらいつつ次は主演をと期待する声は、これからますます高まるのではないでしょうか」(芸能記者)
まずは松嶋の新境地を楽しみにしたいところだ。
(柏原廉)