関ジャニ∞のアリーナツアー「KANJANI’S Re:LIVE 8BEAT」が、1月23日の宮城公演でファイナルを迎える。19年10月に現在の5人体制となり、翌11月から47都道府県ツアーを実施するも、新型コロナウイルスの感染拡大によって20年3月以降の公演を中止。それだけに、今回のおよそ1年9カ月ぶりの有観客ライブは並々ならぬ思いがあるだろう。
関ジャニは、17年に約10カ月の間で2度も5大ドームツアーを行なった唯一の日本人アーティスト。“億ドル”嵐が活動休止をしている今は、ジャニーズタレントのライブ総動員数でトップ。「NHK紅白歌合戦」の連続出場10回も最多だ。
ステージキャリアは20年を超えているため、経験値もトップクラス。それでも、ミスはある。メンバーの間違いにいち早く気づき、カバーに入るスピードが速いのは横山裕だ。
あるコンサートでは、ステージ上で早着替えするタイミングを誤った丸山隆平に気がついた。丸山が1人だけ赤から白の衣装になってしまったので、咄嗟に機転を利かせた横山も、ひとつ先の衣装である白色になった。丸山1人が別カラーにならないことで、バランスを保ったのだ。ところが、丸山は気づかず、キメ顔で横山のほうを向いて歌っていたという。
「横山は気遣いが裏目に出ることが多い。ステージ上を移動する時も、メンバーにぶつからないように遠回り。すると、遅れてしまって、終演後に振付師から怒られる。ステージ上では遅れてヘラヘラするので、横山がガチで間違ったように思われてしまうらしい」(エンタメ誌ライター)
東京ドームの円形ステージでミスったのは村上信五。横山が自分のポジションに移動しようとすると、そこには村上がいた。ピンスポットが1人ずつ当たっていく肝心な決めシーン。横山は、自分が間違えたと思って空いている別の場所へ移動したが遅れた。終演後、また説教が待ち受けていると思うと、落胆したそうだ。
「その時は、暗転したことで村上は自分はどの方向を向いていたかがわからなくなったそう。見たところが偶然空いていたので、『ここでええわ』と入った。キメ顔をしていた背後で横山がバタバタしていることがわかりつつも、後戻りできなかったそうです」(前出・エンタメ誌ライター)
メンバーで唯一の40代となった横山。日本テレビ系列の昼の情報番組「ヒルナンデス!」でもジャニーズ最年長にして最長レギュラーだけに、対応力やカバー力もハンパないンデス?
(北村ともこ)