ロックバンド・X JAPANのYOSHIKIが2月6日、自身のツイッターを更新。北京五輪でスキージャンプ女子ノーマルヒルに出場した高梨沙羅選手のメイク批判について言及した。
YOSHIKIはニュースサイト「REAL SPORTS」が同日に配信した「高梨沙羅へのメイク批判は正当か?『メイクしている暇があったら練習しろ』の大きな間違い」という記事を引用しつつ「メイクするのは個人の自由 モチベーションが上がるし、いいと思います。ロックバンドやってる俺達でさえ、過去に“そんな暇あったら楽器練習しろ”ってよく批判された。選手の皆さん応援しています。頑張ってください!」とツイート。
化粧をしていたことで批判された高梨選手を擁護する立場を示したYOSHIKIに対してネットでは《その通り!個人の自由!》《YOSHIKIさんの言う通りです! アスリートだってメイクするのは自由だと思います!》《こうして毅然と意見を述べてくれるYOSHIKIさんを尊敬します》など賛同の声が殺到した。
「YOSHIKIが所属するX JAPANは、現在は黒を基調とした衣装が多いですが、初期の頃は海外のロックバンド・KISSの影響を受けて金髪のロングヘアや白塗りに濃いアイシャドウなど派手なメイクでパフォーマンスをしていました。今では“ビジュアル系の元祖”とも言われていますが、当時は『お化粧バンド』と揶揄されることも多かったようです。しかし、人気が確立されるにしたがって、徐々にそういった声は減り、“ビジュアル系”は市民権を獲得。後にLUNA SEA、GLAY、黒夢など続々と人気バンドも登場するようになりました。高梨選手への『メイクしている暇があったら練習しろ』批判はYOSHIKIだからこそ声を上げずにはいられなかったのかもしれません」(芸能記者)
高梨選手のみならず全アスリートにとってYOSHIKIの発信は心強いものだったのではないだろうか。
(柏原廉)