俳優・堤真一が主演を務める金曜ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)の第3話が2月4日に放送され、10歳の小学生・万理華役を演じる毎田暖乃の演技に絶賛コメントが殺到している。
このドラマは、現在連載中の村田揶融の同名漫画が原作。妻・貴恵(石田ゆり子)を失い、生きる意味を失った主人公・新島圭介(堤)が、小学生の万理華に生まれ変わった貴恵と再会を果たして、生きることに再び向き合って行く姿を描くホームドラマ。第3話では、圭介と娘の麻衣(蒔田彩珠)が、万理華を新島家に招待して誕生日のサプライズパーティを企画。圭介が「君に心配ばかりかけてしまうけど、今度こそは君が安心するようにしっかりするから。だから1人で背負わないでくれ。頼りなくても頼ってくれ」と訴えかけると、万理華は「ちょっとトイレ」と言って部屋を出て涙を流すシーンに、ネット上には「毎田さんの泣き方が大人の貴恵さんそのもの」「この子何? 2話3話で号泣 暖乃の虜」「絶対的なヒロインであり続けている毎田暖乃さんは怪物」など、称賛の声が寄せられている。
2019年前期に放送された朝ドラ「なつぞら」で楽しそうにヒロインを演じる広瀬すずに憧れ、子役に挑戦。同年後期の朝ドラ「スカーレット」ではヒロインの友人・照子(大島優子)の長女・雪子役で朝ドラデビューを飾ると、2020年後期の朝ドラ「おちょやん」(いずれもNHK)では500人の中からヒロイン・竹井千代の幼少期役を射止めている。
「『おちょやん』では、河内弁を駆使してトータス松本演じる父親をアドリブで足蹴にする豪快な演技と、家族を思う繊細な感情表現で存在感を発揮。そして今作では、GP帯枠で亡くなった妻の生まれ変わりの小学生役を演じて話題沸騰中。本人はこの役柄を演じるにあたって『私はまだ小学生なので、妻とか母の気持ちを想像するのがすごく難しいのですが、人からお話を聞いたり、教えてもらったりしながら、少しでも妻と母の気持ちを心に置いて演じたいなと思います』『難しい役ですけど、一生懸命頑張ります』と意気込みを語っています」(女性誌記者)
久々の天才子役出現。今後の展開から目が離せそうにない。
(窪田史朗)