女優の清原果那が主演している連ドラ「ファイトソング」(TBS系)が軒並み視聴率を下げている。1月11日放送の初回が9.2%(世帯平均視聴率)で2ケタには届かず、その後も8.1%、8.2%、7.7%、7.7%と苦戦。冬季五輪の最中とはいえ、2月15日放送の第6話は6.5%まで落ち込んでしまった。清原が21年のNHKの朝ドラ『おかえりモネ』以後の初のドラマ出演兼主演とあって、大きな注目が集まっていたのに一体どうしたことか。
「ネットやSNSでは、主演・清原扮する木皿花枝と“思い出作り”の疑似恋愛を始めた恋のお相手である間宮祥太朗扮する一発屋のミュージシャン・芦田春樹の2人に≪魅力がない、キュンキュンしない≫という意見が圧倒的。もちろん2人とも単体であれば、とてもいい役者であることは認めつつ、≪2人のタッグは、なんか肌色が合わない≫といった声が多いようです」(芸能ライター)
ほかにも、清原がデートの際に精一杯のオシャレとメイクを施すのだが、スッピンでもいけるほどに顔立ちが整っているのと透明感ある白い肌の持ち主のためか、目元や口元に少し色みを差しただけでも「子供の七五三」状態。清原にしては珍しい“陽キャラ”という設定の影響もあるのかもしれないが、服装もオレンジやピンクのコートなど、やたらとカラフルな衣装を“着せられている”感を指摘する声も見受けられる。
対する芦田(間宮)も、いつもうなだれ、悩んでいるだけのダメ男。もちろん演出もあるのだろうが、ドラマに登場する男性にありがちな強引さや押しの強さが今のところほぼ見られず、「ただ優しいだけ」というガッカリなコメントも。
「6話では、一度距離を置いた2人が恋人として再スタート。そこで気になるのが、花枝(清原)のことが大好きなのに、2人の恋を応援する菊池風磨(Sexy Zone)扮する幼なじみの慎吾の存在。『俺はお前のことを愛し続ける、守り続けるって決めてんの』と言って花枝を後ろから抱きしめる展開には、≪慎吾はどこまでいいヤツなんだ~≫≪慎吾が当て馬ではなく、むしろ芦田が当て馬なの?≫など、キュンキュンコメントが書き込まれています」(前出・芸能ライター)
陽気で、時には厳しく叱る役柄がハマっている菊池の存在が、今後の盛り上がりのカギを握るのかもしれない。
(島花鈴)