女優・川栄李奈が3代目ヒロインを演じる朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)が2月21日に第17週に突入。俳優・本郷奏多演じる大部屋俳優・五十嵐文四郎に注目が集まっている。
今回の朝ドラは、上白石萌音、深津絵里、川栄李奈をヒロインに3世代100年に渡る女性たちの人生を描くファミリーヒストリー。21日の放送回では、五十嵐が突然道端や休憩室で寝てしまう理由が、役作りのためだったことが明らかに。さらに、ひなた(川栄)の実家の回転焼き屋「大月」を訪ねた五十嵐は、真夏の辻斬り死体役や真冬の水死体役の辛さを語り、辛い日や頑張ろうと思う日に「大月」の回転焼きを食べに来るようになったと話して、ネット上では「五十嵐くんの回転焼きエピソード。心も体も暖かくなるよね」「“たちばなの菓子で救われる人がきっとおるはずじゃ”(といっていたるいの祖父)金太を思い出した。よかった』などのコメントが寄せられた。
本郷は、2002年に映画「リターナー」で俳優デビュー。2005年には14歳で映画「HINOKIO」で初主演。今年でキャリア20周年のベテラン俳優でもある。特に、映画「GANTZ」や「進撃の巨人」「キングダム」といった漫画原作の実写化で個性的な役を演じて話題沸騰。2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」(NHK)で演じた近衛前久の怪演ぶりにも注目が集まった。
「本郷はガンプラやトレカ、テレビゲームやサバイバルゲームなど趣味もマニアックで、自身のYouTubeチャンネルでは、みずから撮影編集を手掛けるなどマルチぶりを発揮しています。実は今回、朝ドラは初出演だという本郷。オファーを受けるまで、過去の朝ドラを見たことがないとコメント。偏屈な変わり者キャラとは裏腹に、今回演じる五十嵐は意外と“ええ子”な役なだけに、早くもギャップ萌えする朝ドラファンが続出。熱い視線を浴びています」(エンタメ誌ライター)
川栄演じるひなたとも、ラブの予感。終わってみれば、国民的な俳優にステップアップする可能性も十分ありそう?
(窪田史朗)