普段のちょっとした手紙やメールの最後に、少し相手を喜ばせる言葉を添えてみませんか? 一言添えるだけで“筆美人”といわれるかもしれませんよ。
■相手の趣味に役立つ情報を添える
エッセイストの臼井由妃さんの著書「心が通じるひと言添える作法 できる人はたった3行で想いを伝える」(あさ出版刊)によれば、手紙に相手の趣味や大好きなことに関する情報を添えると、「なんて気が利くんだろう」と思ってもらえるのだとか。受け取った相手は、自分のことを「大切に思ってくれてるんだろうな」と感じるそうですよ。
例えば、「○○さんがこの前欲しいと言って探していたバックを偶然見つけたんです。△△というお店にありましたので、ぜひ見に行ってみてください」と書き添えられていたら、とてもうれしいですよね。
■買ってくれたお客様に手書きメッセージを添える
コロナ禍でECに取り組み始めた会社も多い中、そうした業務に関わる人も多いのではないでしょうか。ネットショップとはいえ、顔が見えず対面しないお客様に対して、少しでも心のこもったサービスを提供したいものです。
そんなときには、商品を発送するときに手紙を添えるとよいでしょう。その際、文面の大半はパソコンで打ったものであっても、末尾に一言、手書きで「近頃はだいぶ寒くなってきましたね」「よかったらこのおまけをお使いください」などと書き添えることで、グンとお客様との距離が縮まり、リピートしてくれる可能性も高まるかもしれませんね。
いかがでしたか? 一言メッセージを添えるか添えないかだけで、大きく相手の印象は変わってきます。ぜひ心を込めて、気持ちを伝えてくださいね。