6月27日発売の「朝日ジャーナル」に人気ジャニーズグループNEWSのメンバー加藤シゲアキが登場。その内容が波紋を広げている。
加藤は、同誌編集長の佐藤修史氏との対談の中で安保法制を批判し、安倍政権への対決姿勢で知られる学生団体「SEALDs」に関して「賛同する」と発言したのだ。
これに対し、SEALDsの奥田愛基さんは6月28日にツイッターを更新し「ジャニーズ事務所なのに、自粛ムードの中でこれ言うのめちゃくちゃ勇気いると思う。本当にこういうの嬉しい」と素早く反応した。
しかし、ネット上では「ぎゃー、何てよけいなことを!」「芸能人は下手に政治発言しないほうがいいと思う」「アイドル失格」など、否定的な意見が殺到。中には「SEALDsの広告塔に利用されたら、ファンも付いて行きそう」などと、今後の芸能活動への影響を心配する声も上がっている。
芸能ジャーナリストも「どうしてこんな発言を‥‥」と首をひねる。
「ネットで指摘されているように、SEALDsに利用される可能性は大きいです。いや、すでに奥田氏がツイートしている時点で利用されています。加藤は小説を書き、それが映画化・ドラマ化され、情報番組でレギュラーコメンテーターを務めるなどの活動のなかで、自分をアイドルではなく文化人と勘違いしちゃったんですかね。名のある俳優ならともかく、アイドルが政治的活動をする一団体に対して賛同を表明するのは、決して好ましいことではありません」
加藤には“放たれた言葉は二度と戻らない”ことを肝に銘じてほしいものだ。