4月スタートの新ドラマ「インビジブル」(TBS系)で主演を務める高橋一生。警視庁捜査一課から左遷された刑事・志村貴文を演じる。
志村(高橋)は「インビジブル」と呼ばれる犯罪コーディネーターと異色バディを組み、世に出ていない凶悪犯をあぶり出すというオリジナルストーリー。犯罪コーディネーター・キリコを演じるのが柴咲コウと発表されると、ネット上では「直虎コンビじゃん!」「鶴とおとわが再びタッグを組むんだ!」「あれだけ大河で泣かされた2人が現世に戻ってきた!」など、ネット民を沸かせている。
そのワケは、2017年に放送されたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で、高橋は「鶴丸」こと井伊家筆頭家老・小野政次、柴咲は男勝りで活発な「おとわ」こと井伊直虎を好演。特に高橋演じる政次が柴咲演じる直虎の命を守るため、みずからやってもいない罪を被って磔になり、それを受け止めた直虎(柴咲)が、井伊を欺いた家老として政次(高橋)を槍で心臓をひと突きに。2人が群衆の前で交わした「地獄に落ちろ」「地獄から見ていてやる」という罵声の応酬を含め、大河ドラマ史に残る壮絶で残酷な「ラブシーン」として、多くの人々の記憶に残っているようだ。
「“TBSの金曜10時枠ドラマはハズレない”との高い評価がありますが、同枠の今作もすでにネット上では期待の声があがっています。高橋主演ドラマ『岸辺露伴は動かない』(NHK)で濃密な掛け合いを披露してくれた森山未來や、2021年1月期に放送され大ヒットした『天国と地獄』(TBS系)でコンビネーションの妙を見せてくれた溝端淳平などの名前を挙げ、早くも『新ドラマで犯人役として出演してほしい』といった声もあがっています」(テレビ誌ライター)
放送中の「恋せぬふたり」(NHK)では、恋愛感情も性的欲求も抱かない「アロマンティック・アセクシュアル」なスーパー店員・高橋羽を真摯に演じている高橋。どんな役にでもなりきれる高橋の新ドラマが楽しみだ。