人生100年時代といわれるようになりましたが、それを充実させられるかどうかは、自分自身に、そして日々の過ごし方にかかっています。「せっかくなら、もっと楽しくもっと充実させていきたい」と思ったら、次のような項目について定期的に考えてはいかがでしょうか。
■これまでに後悔したことを忘れない
過去の失敗は貴重な経験。自分が経験して後悔したことについて、同じことを繰り返さないように気を付けたり別の方法を試したりして選択や行動を変えていくことで、今後の人生はよりよくなるはずです。とくに、「よく同じ失敗をするな」と感じることは、いつでも見えるところに書き出しておくと意識しやすく、改善も実感しやすくなります。
■欲しいもの、したいことを明確にする
いつまでに何を実現したいか、そのためにいま取り組むべきことは何か。これらが明確な人は、夢や目標に向かって確実に前進していけます。そのためには、何となくのゴールだけでなく、そのためにどのくらいの期間で何を進めるかを具体的に“見える化”することが大切です。欲しいものも同様に、手帳などに書き出して整理しておくと確認しやすいですよ。
■思い込みに気付き、手放す
「きっと、自分には無理だろう」と諦めているものがある場合でも、もしかしたら方法や環境を変えることで実現可能性が高まるかもしれません。打開策は考えてみなければ浮かび上がりませんし、思いついた方法も試してみないとその効果は分かりません。「苦手」「できない」と思っていることの中には、工夫してやってみれば困難ではないということもあるのです。
なんとなく過ごしていては、同じことの繰り返しかもしれない。そう意識できるだけで、これからの行動を変えやすくなります。やりたいことや変えたいことは実行に移せるように、作戦会議を習慣化してはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)