タレントの中川翔子が、3月5日に自身のツイッターで日本人宇宙飛行士候補者募集に応募したことを報告した。
中川は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が米国主導の月探査計画「アルテミス計画」への参加募集に応募。前回から実に13年ぶりの募集となり、その時は学歴や身長158cm以上190cm以下などの制限があったが、今回はその制限も緩和。中川は「宇宙に行きたいという最大の夢へのチケット、幅広いかたちの募集になったおかげでエントリーできました! これまでだったら身長が1センチ足りなくて無理だったから応募するしかない!」とツイッター上で思いをつづった。
中川は以前から宇宙好きをたびたび公言。2013年には小惑星探査機「はやぶさ」の打ち上げ10周年を記念したイベント「相模原はやぶさウィーク」に、中川は宇宙服姿で登場。元はやぶさプロジェクトマネジャーの川口淳一郎・JAXA教授より、銀河連邦の大統領補佐官の任命書を渡されている。
「2013年に都内で行われた映画『ゼロ・グラビティ』の公開記念イベントに出席した際には、中川の宇宙愛が炸裂。小学校5年生の時から宇宙が大好きで『私はネガティブで落ち込んだ時には、必ず宇宙のことを考えるようにしています。宇宙のことを考えるとどんな胃薬よりも効くんです』『宇宙でライブをしたい』『大好きな木星の衛星であるイオでしたいですね。火山活動が活発なのでお金を掛けなくても派手な演出ができると思うので』『宇宙出産もしたいです』など次々と夢を語っていました」(芸能ライター)
宇宙好きが高じて、過去には池袋サンシャインシティ内のプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリウム満天」で「しょこたんのワンダー宇宙」というイベントも開催。中川が星座解説をして宇宙を紹介するプログラムで、完成記念トークショー&ライブでは「毎日、宇宙のことを考えている。初恋の人は木星。引力は強いし、すい星をおなかで受け止めている傷だらけの男です」と独特の表現で初恋の相手について語っていた。
中川の独特過ぎる宇宙への思いは、果たして宇宙飛行士選考にどう評価されるのか。
(窪田史朗)