タレントの峯岸みなみが3月6日放送のラジオ番組「NONSTYLEと峯岸みなみのフリースタイルジャーニー」(ニッポン放送)に出演し、「こいつスゲェ」と感じたAKB48のメンバーについて語った。
峯岸は2005年10月、アイドルグループ・AKB48のオープニングメンバーオーディションに合格し、2021年5月まで、およそ16年間にわたって大所帯のアイドルグループに身を置いていた。
当時について、お笑いコンビ・NONSTYLEの井上裕介が「現場感でいうとさ、誰がスゴかったん? もちろん総選挙とかもあるけど、肌感として『こいつスゲェな』って思うの」と質問。峯岸は、「人気でいうと‥‥やっぱり大島優子ですね」と答え、「その子の券を買って並ぶタイプの握手会もあるんですけど、全国を回る握手会はCDのチケットを持っていればどこにでも当日並べるので顕著なんですね、列が。優子だけ本当に終わらなくて、日が暮れても。(ファンは)老若男女問わずって感じでした」と、大島人気の凄まじさを振り返った。
「『目で負かし、心で伝える、変幻自在のエンターテイナー』なるキャッチフレーズを持つ大島は、年齢性別を問わずに熱い支持を受け、ファンサービスが突出して丁寧だったことでも知られています。握手会では、ファンからの小ボケにしっかりとツッコミ、オリジナルのラップを披露してきたファンにもノリノリで対応する姿が『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)内で特集され、ナインティナイン・矢部浩之も『これは衝撃やな』と、その姿勢を絶賛。また、AKBプロデューサー・秋元康氏は、『ITmedia ビジネス』(13年3月5日配信)でジャーナリスト・田原総一朗氏と対談した際、子役出身の大島について、『売れなくなるとはどういうことかわかっている。だから、与えられたチャンスを絶対にムダにしない。どんな取材でも全力で対応するし、ファンサービスも一生懸命やる』と語っていました。そうした努力が実を結び、握手会での長蛇の列が出来上がっていたのでしょう。
ネット上でも、今回の峯岸による大島評に対し、『大島さんがすごいのはファンを大切にするところなのはもちろん、アイドルから大人の女優へと見事に転身したポテンシャルの高さ、振り幅の大きさもありますね』『(握手会では)2秒程度の一瞬でしたが、ウインクに応じてくれました。あの対応を何時間もしていたかと思うと頭が下がります』『大島さんは伝説の人。凄い人気だったと聞きます』『大島優子は完璧なアイドル。今の現役AKB及び、乃木坂や日向坂で、勝てる人は誰1人見当たらない』『懐かしい! 優子の握手会楽しかったなー。夜遅くなることもあって本当はしんどいはずなのに最後までみんなを楽しませてくれたこと、感謝でしたね』などの声が聞こえ、一様に大島のスゴさを体感してきたようですね」(芸能ライター)
AKB選抜総選挙では、2010年度、2012年度において1位を獲得。参戦した2013年度の第5回まで、全ての総選挙で2位以内に入るという安定した人気を誇っていた。現場でそれを見ていた峯岸を始め、ファンや、秋元氏にとっても、大島は「スゲェ」存在だったのかもしれない。
(木村慎吾)