お笑いタレント・博多大吉が3月16日放送のラジオ番組「赤江珠緒 たまむすび」（TBSラジオ）に出演し、「芸能人が簡単にPCR検査を受けられる」理由がわかったと語った。
大吉は3月9日の放送回を体調不良により欠席していたが、その際、念のためにPCR検査を受けていたと説明。「ネットとかを見てると、『なんで芸能人は簡単にPCR検査を受けられるんだ』みたいな声もあって、僕もそう思ってた。僕はその謎が解けました」とコメント。
“PCR検査の謎”に関して、大吉は所属事務所の吉本興業による尽力があったとし、「吉本から派遣されるんですよ。民間のPCR検査かな。保険がたぶんきかない」と説明。しかし、「そのわりに自腹でしたけどね。金額は言いたくないけど、プレステ5が買えるぐらいの値段とられるんですよ。こんなにとられるのっていうぐらい」と嘆くと、「吉本が幾らか抜いてる可能性もある」と冗談交じりに勘繰っていた。
「新型コロナウイルスの新規感染者が急激に上昇した第6波においては、PCR検査を受けたくても受けられない人が大量に続出。そうした中、芸能人の多くは、発熱の症状が出た直後に検査を受けられているケースが多かったことから、一部から不満の声もあがっていました。大吉は、その原因の一つとして、所属プロダクションのアシストがあったのではないかと推察。
また、1回あたり、“PS5ぐらいの値段”をとられることも明かし、ネットには『先日、部署内で感染者が出たので、会社が手配してくれた民間のPCR検査を受けました。1人2万円程度かかると聞いて驚きました』『5000～15000円必要と言われて断った』『私の住んでる地域には、PCR検査場が何カ所かあって、無症状の人対象だけど、いつでも無料で受けられる』『広島県は今でも無料でやってる』『うちが住んでる地域の病院は、PCR検査35000円なんですけど』など様々な声が寄せられ、地域や自治体、病院によっても価格には差があるようです。なお、プレイステーション5の本体の定価は、機種により異なるものの、税抜きで4～5万円ほど。大吉はすぐに検査を受けられる代わりに比較的高額な出費になったと言えますね」（テレビ誌ライター）
財布への負担を考慮しても、一日も早くコロナ禍が収束を迎えることを祈るばかりだ。
（木村慎吾）
