ジャニーズジュニア内ユニットの「Travis Japan」がいよいよ渡米し、アメリカでの活動を開始する。
Travis Japanは、2012年に結成され、2017年11月からは川島如恵留、七五三掛龍也、中村海人、松倉海斗、松田元太、宮近海斗、吉澤閑也の7人の体制で活動している。彼らは現地で家を借りて共同生活を送るという。「この渡米が発表された直後は、国内活動を一時休止したり、滝沢秀明副社長の『デビューを約束するものではない』のコメントがあったりと、かなり厳しい環境に置かれるのではと言われました。そもそもファンからしてみれば、寅年ということもあって、デビューするのではという期待もあった2022年だっただけに、テレビやコンサートで見ることのできない存在になるのはショックも大きかった」(芸能関係者)
今のジャニーズは“定年制”を設けているだけに、今回の7人の渡米という決定はそれこそ“島流し”的な言われようもされたものだった。
7人は3月27日に開催されるロスでのダンス大会「ワールド・オブ・ダンスチャンピオンシップシリーズ オレンジカウンティ 2022」に出場することからアメリカでの活動開始となる。先行きは不透明とも言われているが、ある芸能プロ関係者は「タッキーの戦略勝ちでしょう」と言ってこう続ける。
「昨年、デビューした『なにわ男子』に次いで、ジャニーズJr.内には『美 少年』や『HiHi JETS』など“デビュー間近組”が存在しますが、トラジャは今回の一件で一気に知名度や注目度を上げました。第一段階としては大成功ですし、今のジャニーズは“海外進出”を大目標に掲げてもいます。外国人スタッフや海外メディアに通じているスタッフを大量に抱え、トラジャの戦略を練りに練っており、水面下ではアメリカでも通用するレコード会社との話も進んでいるなんて噂もある。今回の決定はジャニーズにとって勝算ありということなのでしょう」(前出・芸能関係者)
アメリカでの活躍を手土産に、華々しくデビューさせるというのが滝沢氏の筋書きか。