俳優・木下ほうかによる「性加害」疑惑が浮上した。3月23日、「文春オンライン」が2人の女優の告発を報じている。
同メディアは「榊英雄監督の盟友、木下ほうかの『性加害』を2人の女優が告発する」と題したニュースを掲載。計7人の女優から「性行為を強要された」と告発され、公開予定だった映画「蜜月」がお蔵入りになるなど、大きな批判を集める榊監督に続き、彼の盟友である木下にも同様のハラスメントがあったと伝えている。
記事によれば、木下からの被害を訴えたのは「H子」と「I子」の2人で、「いずれも木下から性行為を求められ、応じざるを得なかった」とのこと。H子さんは、演技指導を名目に彼の自宅に呼び出され、台本読みを行っていたところ、木下から「なんでできへんねん」と叱責され、思わず泣いてしまったという。すると、木下からは慰めるような雰囲気で「もういいから。こっち来いや」と話しかけられ、寝室で「なし崩し的に口での行為を迫られました」と告白。H子さんは当時の心境について「抵抗したらもっと酷いことをされるかもしれない」との思いだったと振り返っている。
木下とは親子ほどの年齢差があるというI子さんもまた、彼の自宅で行為を求められ、「気持ち悪かった。でも力では到底勝てないし、顔が広いので、拒んだら悪い噂を流されるかもしれない。『みんなやってる』『これを断るようなメンタリティじゃこの世界でやっていけない』と言われて洗脳されたというか、断れなかった」と、木下の卑劣な手口も明かした。
「I子さんは一度、彼から無理やりキスをされそうになり、それを拒否。すると、後日木下から『期待して、これから育ててあげようと思っていたのに残念です。失望しました。あなたの根性はこのくらいなのですね』といった突き放すようなメールが届いたといいます。一連の木下にまつわる報道には、世間から『最低すぎる』『本当なら逮捕するのが普通では?』『気持ち悪すぎ』『あーこりゃやばいね』『悪質』『さようなら案件だな』『人として終わってませんか?』などの批判が殺到し、言うまでもなく、女性からの怒りの声も目立っています。
また、4月5日から放送される山下智久主演のNHKドラマ『正直不動産』にも出演しており、同局の対応にも注目が集まる中、山下ファンからは『まじで迷惑。気持ち悪すぎる。なんでこんな人のせいで山Pの主演ドラマ邪魔されなきゃいけないの』『本当に最低。山Pの正直不動産はどうなるの』『もしかして放送延期?』などといった悲鳴もあがっています」(テレビ誌ライター)
榊監督の騒動に加え、またしても映画界への不信感が募ってしまうスキャンダルとなりそうだ。
(木村慎吾)