NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で、主人公である常子の父親を演じていた西島秀俊。なぜ過去形なのかといえば、西島の出番は第1週でほぼ終了し、現在は回想シーンや写真でのみの登場だからだ。
しかし、西島の影響力が今なお残っているのか、ドラマが後半に入り、登場した新たな人物を演じているのが西島と同じ事務所の伊藤淳史で、このことがネット上で波紋を呼んでいる。
「『また西島とのセット売りか』『いつまで西島のバーターで出るんだ』と、ネット上で叩かれています。伊藤は演技が上手で芸歴も長い。しかし、主演よりも脇役に徹してキラリと光るタイプの役者です。対して西島はどんな役でもこなせる上に、主演を繰り返してもくどい印象与えない。そのため、伊藤が西島のバーターになりがちなのは確か。共演作は『MOZU』シリーズ(TBS系)、『無痛~診える眼~』(フジテレビ系)、『ダブルフェイス』(TBS系)など、枚挙にいとまがありません。特に映画化まで予定されているドラマは、制作側が西島を主演に置けばコケないと思っているため、もれなく伊藤が付いてくる。今回もNHK側がどうしても西島を起用したかったために、オマケの伊藤をドラマ後半で活躍する人物にキャスティングしたと聞いています」(芸能関係者)
西島を立てることに関しては適役なのかもしれないが、西島のそばにいる伊藤自身が飽きられ始めているのかもしれない。