ベン・アフレックとの間に子供を3人ももうけ、おしどり夫婦とよばれたジェニファー・ガーナー(43)。夫のベンを内助の功で支え、彼の監督映画「アルゴ」がアカデミー作品賞まで上り詰めたのは、彼女の存在があったともっぱら称賛されていただけに、まさかの離婚は映画ファンを驚かせた。
離婚理由は度重なるベンの火遊びが原因だったとささやかれているだけに、傷心のジェニファーに周囲はとても気をつかっていたようだが、ハリウッド女優の中でも人格者と言われるジェニファーはブレなかった。
離婚から間もない7月26日に、ガンを患う9歳の少年を見舞いに訪れ喜ばせた。ジェニファーと「ミラクルズ・フロム・ヘブン」の共演者であるカイリー・ロジャース(11)が、同作の撮影現場となっているアトランタ内にあるチルドレンズ・ヘルスケア・オブ・アトランタ・アット・スコティッシュ・ライトで治療を受ける子供たちの見舞いに訪れた。
中でもジェニファーの出演作のファンだったというヘンリー・シェパード君は大感激したそうで、母親のキャリーさんは「友達と一緒に遊んでいるかのようでした」「彼女はとても良い方でした。病院側から見舞客がいると言われたと思ったら、なんとジェニファーが現れて、息子は大興奮でした。ありがとう」とその様子を語っている。
31日に最後の化学療法が予定されていたヘンリー君を励ましたジェニファーは、自身もこの見舞いに大きく心を動かされたようだ。「ガンで苦しむ子供たちに会ったあと、ナースステーションで泣いている姿を見たという人もいました」と、病院で彼女を見た人は語っている。3児の母親として、ジェニファーにも次なる幸せが来ることを祈るファンが増えたことは間違いないようだ。