4月3日に放送された「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)でたけしが、アカデミー賞の授賞式で勃発したウィル・スミスの平手打ち事件について語った。
番組の中で、ウィル・スミスがプレゼンターのクリス・ロックから妻を侮辱されたことに怒り、平手打ちしたことに米国では批判が集まっていると紹介された。
この件に対したけしは「俺はいちばんいいのはカミさんを連れてその場から出て行っちゃうっていうのが、アカデミーの協会に対しても、クリス・ロックに対してもいちばんの嫌がらせかなと思う」と語り「そうすると歴史に残る場面だったのに、普通の殴る事件になっちゃった」とウィルの行動を残念がった。
一方、たけしが降板したことで「情報7daysニュースキャスター」(TBS系)の総合司会として初登場した脚本家の三谷幸喜氏は、同件に対し「僕だったら立ち上がって、彼のところに歩み寄り、なぐるかなって思わせて、そのまま袖に去っていく」と持論を述べた。
「たけしの発言は、Sirabee調査によると77.5%が『コメントが的確だと思う』と回答し高評価でした。三谷氏は、ウィルが場を盛り上げたいっていう気持ちがあったと思う、ともコメントしていて、これには異を唱える意見が散見されました」(週刊誌記者)
たけしも三谷氏も“場を去る”との見解だった。やはり、暴力でなく大人の対応とはそういうものなのだろう。