女優の上野樹里が3月31日をもって所属事務所「アミューズ」を退社したことを4月1日、同社が発表した。
アミューズは公式サイトに「上野樹里に関するお知らせ」と題したリリースをアップ。「この度、上野樹里が2022年4月1日より、弊社から独立し、活動していくこととなりましたことをご報告いたします」とした。併せて上野本人のコメントも掲載。上野は「皆様、いつも応援ありがとうございます。長年お世話になった事務所の皆様にも、感謝の気持ちでいっぱいです」とつづり、「活動20年目を迎えるにあたり、Don-crewとエージェント契約を結び、お仕事をしていきます。これからも、お芝居を通して皆さんと繋がり、私らしく邁進していきます」と報告した。
「Don-crew(ドンクルー)」は上野の元マネジャーの男性が代表を務める芸能事務所。育ての親とも言える元マネジャーとともに再出発することになる。
ネットでは《円満退社なんだね、よかった!》《元マネの事務所と業務提携‥‥やっぱ暖簾分けみたいな感じなのかな》《樹里ちゃんならやっていける気がする》などさまざまな感想が寄せられたほか《そろそろ吉高もかな》といった声も。
「今回、上野が独立したことで、同じくアミューズに所属している女優の吉高由里子もそろそろではといった声がありますが、実際に21年の4月にニュースサイト『サイゾーウーマン』が吉高の独立説とともに上野も同じタイミングで離れるのではと報じていました。
というのも上野と吉高はもともと、アミューズ生え抜きの女優ではなく、04年ごろまでは同じモデル事務所に所属していました。アミューズに移籍することになったきっかけは03年に上野が出演したNHK連続テレビ小説『てるてる家族』で共演した岸谷五朗が上野の才能を見出して勧誘したことです。しかし、上野は『今の事務所を裏切ることはできない』と移籍を固辞したためアミューズは上野の所属事務所ごと吸収合併という手段を取り、ほかのタレントごと上野を移籍させました。その中に吉高由里子もいたというわけです。
また、上野の元マネジャーは吉高由里子の担当もしていました。そのためどちらか片方が独立すれば、もう一方もついていくのではと推測されているのです。一方で吉高は21年11月に出演したアミューズのYouTube公式チャンネルのインタビューでは『人の言うことを聞いて、は~いって言われたことやるだけでいい』『今はもう、だって全部、言うこと聞いてばっかりだもん』とぶっちゃけていますので、独立はなさそうという声もあります」(芸能記者)
いずれにせよ、今後しばらくは吉高の動向に注目が集まりそうだ。
(柏原廉)