俳優・山下智久が主演を務めるドラマ「正直不動産」(NHK)が4月5日にスタート。ジャニーズ退所後、初の地上波連ドラ主演に大きな注目が集まっている。
このドラマで山下が演じる永瀬財地は、嘘もいとわないセールストークで成績NO.1を維持するやり手の営業マン。ところがある日、アパートの建設予定地にあった祠を壊したことから、祟りで嘘がつけない体になってしまうという、痛快お仕事コメディ。第1話には永瀬にアパート建設を相談する和菓子職人役で俳優・山崎努が出演。10年ぶりの共演にも話題が集まっている。
「山下は、2006年ドラマ初主演を飾った『クロサギ』、そして2012年『最高の人生の終わり方~エンディングプランナー~』(ともにTBS系)で山崎と共演。『クロサギ』での共演がきっかけで自宅に招かれるなど親交が深く、演技や人生観についても影響を受ける、尊敬できる存在です。今回、山崎は公式ツイッターで山下について触れ『今回カメラの前で立派な男になっていたことを確認、うれしかった』とコメント。これに対して山下も『今、僕が演技の仕事をできているのは努さんのおかげです。こんな事を言って頂けて感無量です。諦めずに挑戦し続けると必ずご褒美にありつけるのだと改めて確信しました。憧れの先輩です。ありがとうございます!』とツィート。2人の共演シーンは見逃せません」(女性誌記者)
4月5日に配信された「東洋経済ONLINE」では、この作品について「『正直不動産』という作品を読み、僕の中では“人はいつでも変われる”というのが、この作品における大きなテーマではないか」と熱く語っている山下。そんな彼自身にも今、大きなチャンスが訪れている。
「4月6日には、ハリウッドの巨匠マイケル・マンが手掛けるハリウッド共同制作のオリジナルドラマ『TOKYO VOCE』の来日会見が行われ、アンセル・エルゴート、渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明らとともに山下も登壇。オーディションでつかんだこの作品を通して『いい作品を作るぞという情熱は世界共通なんだと思いました』『自分は完璧じゃなくてもいい、カッコ悪くてミスがあってもいいんだと、ありのままの自分を認めていただいた気がした』と思いを打ち明けていました」(ドラマ誌ライター)
8月には映画「ザ・マン・フロム・トロント」が全米公開予定。山下にとって今年は、いよいよハリウッド進出への第一歩となりそうだ。
(窪田史朗)