3月30日放送の「あちこちオードリー」(テレビ東京系)に出演した勝俣州和が明かした数々のエピソードに驚きの声があがっているようだ。
勝俣は20代前半の頃、アイドルグループ「CHA-CHA」のセンターとして活躍。当時の男性アイドルグループといえば、ジャニーズ事務所の光GENJIしかいなかったそうで「みんなが光GENJIにいくけど、光GENJIって会えないし、サインもしてくれないし、握手もできない。すぐサインしてくれるアイドルがいるわけよ、CHA-CHAという。CHA-CHAが握手会を初めてやったアイドル。光GENJIにできないことをやったら勝てるって戦略を練った。会えるアイドルグループを作ったの」と明かしたのだ。
さらに初めてのコンサートでは、観客が手にしている名前入りのうちわが「9割かっちゃん」だったそうだが、光GENJIのセンターだった諸星和己のように近寄りがたいスター感を演出するために「毛皮を着て、ウルトラマンみたいなグラサンかけてプライベートで(その格好で)いた」ことからファンが激減。「隣のお兄さんだからよかったのに、ファイナルコンサートは(自身の名前入り)うちわゼロ」と笑い飛ばした。さらに勝俣は、アイドル活動後にMCを務めるなどピンで活動するようになり、叱られてばかりいたそう。そんな時に行った東京ディズニーランドで「20人ぐらいキャラクターがいて、いちばん端っこのキャラクターがミッキーよりもめちゃテンション高く踊ってた。でも誰も見てない。みんなミッキーやミニーしか見てない」「誰も見てないのにこのテンションすごいな」と思ったのがピノキオだったのだとか。「俺の芸能界はこれだ! ミッキー、ミニーじゃないけど、いちばん端っこでも、この子みたいになろう」と思ったのだそう。
「番組MCのオードリーの2人は『(話が)きれいすぎる』『嘘だよ。ピノキオだもん』などと、嘘をついて鼻が伸びた『ピノキオ』の物語にかけてコメントしていましたが、ネット上では感心する声があがっているようです」(女性誌記者)
3月で57歳になった勝俣。還暦を迎えた日には、ぜひとも赤い短パンをはいてほしいものだ。