千葉県袖ケ浦市内に動物保護ハウス「さかがみ家」をオープンさせたタレントの坂上忍。4月15日に放送された冠番組「坂上どうぶつ王国」(フジテレビ系)の3時間スペシャルでは、その様子を紹介。ここにきて、坂上の好感度が急上昇中だという。
行き場をなくした犬や猫を引き取り、新しい家族が見つかるまで保護して大切に育てる“動物ファースト”の家を作る。そんな長年の夢を叶えるために、坂上が本格的に動き出したのは3年前のこと。大きな池もある1万5000平方メートルの敷地に、225平方メートルのハウスを建て1階が犬用、2階が猫用。ドッグランやキャットランも兼ね備えた施設を完成させるまでには大変な苦労が。特にコロナ禍で建設計画が思うように進まず、「頭の中でざっくりとどれくらい費用がかかるのかと見積もっていたんですが、実際やってみて結構大きなお金がどんどん、なくなっていって。途中で、僕は一体何をやっているんだろうかと思いました」と番組の中で本音を漏らすひと幕もあった。
そもそも日本では、ボランティアや寄付などによる活動が主流だが、それでは活動を大きくすることは難しいと坂上は判断。営利目的で「さかがみ家」を運営して、経営として成り立たせたいという思いがあるという。
「今後はペットフードやグッズも作り、『さかがみ家』を保護活動が持続化できるビジネスとして成り立たせることが坂上の目標。そうすることで、こうしたビジネスがほかの地域にも広がっていくことを期待しているようです」(女性誌記者)
この活動ぶりが、このところ一気に坂上の好感度を上げているようだ。
「坂上のオフィシャルブログ『綺麗好きでなにが悪い!』が、4月18日の時点で総合ランキング4位に浮上。これは、『男性タレント部門』堂々の1位。さらにYouTube『坂上家のチャンネル』に寄せられるフォロワーのコメントも坂上の動物愛に共感を覚えるネットユーザーからのものが多く、番組『バイキングMORE』(フジテレビ系)時代の坂上へのネット民の書き込みが嘘のようです」(芸能ライター)
「バイキング」終了とともに好感度も急上昇。動物愛護の活動が軌道に乗る姿を見届けたいものだ。
(窪田史朗)