今田美桜主演の連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(日本テレビ系)が4月13日にスタート。初回の世帯視聴率は8.5%、個人視聴率は4.6%だった。
「数字的には好発進とはいきませんでしたが、主人公・田中麻理鈴を演じる今田、そして主人公を助ける先輩役の江口のりこの演技は好評で、今後視聴率がじんわりと伸びる可能性はあります」(テレビ誌ライター)
江口が演じる先輩・峰岸雪役は当初、別の女優に出演オファーがされていたという。
「その女優は、杏です。同ドラマのチーフプロデューサー・加藤正俊氏は杏主演の『花咲舞が黙ってない』や『偽装不倫』(ともに日本テレビ系)をプロデュースした人物で、杏も出演に前向きだったようですが、スケジュールが合わず断念したようです」(前出・テレビ誌ライター)
杏といえば双子の長女・次女がまもなく6歳に。フランスの小学校に通わせるべく、今夏には渡仏が計画されている。フランスの新学期は9月に始まるが、事前準備などで6月には現地へ渡る模様だ。4月19日発売の「週刊女性」によると、「悪女」は放送と並行して撮影しており、クランクアップは6月中旬。子供を最優先に考える杏にとって、このスケジュールでは仕事を受けるわけにはいかなかったのだろう。
杏は7月期の月9ドラマ「競争の番人」(フジテレビ系)に出演することが判明している。現在撮影の真っ最中だが、渡仏のスケジュールの都合で4月期ドラマの出演がNGだったのに7月期ドラマには出演できるのはどういった理由なのだろうか。
「『競争の番人』は5月中にはクランクアップするのです。主演を務める坂口健太郎のスケジュールの都合でクランクインが1月下旬と早かったため、杏も出演することが可能だったのです」(芸能ライター)
4月19日発売の「女性自身」によると、クランクアップは当初4月末の予定だったが、コロナの影響で5月末までずれ込んだのだという。渡航予定を考えるとギリギリまで遅れてしまったが、杏のスケジュールがこれ以上ひっ迫しないよう、新型コロナウイルスの収束を願いたいものだ。
(石見剣)