アイドルグループ・なにわ男子の道枝駿佑が主演を務めるドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)の第1話が4月24日に放送。世帯平均視聴率が7.8%、個人視聴率が4.5%だったことがわかった。
同作は同名の人気漫画を原作とした謎解きミステリーで、1995年にKinKi Kidsの堂本剛が主演を務めて以来、5度目のドラマ化となる。第1話の「学園七不思議殺人事件」は道枝演じる金田一一が通う不動高校に伝わる学園七不思議と呼ばれる謎を巡って殺人事件が起きるというエピソードで、初代の時に続いて今回が2度目の実写化。そのため、ネット上では初代と比較する感想の声が続出した。
《実際、原作と違う違和感はあったけど、別に演者さんは悪くないし、アイテムを現代に合わせたり、まぁこれはこれとして若い子は楽しく見られるだろうからいいんじゃないかな》《初代金田一世代ですが、時代も進みましたし今回の金田一はそれはそれでよかったように思います。BGMや効果音も以前のを使っていて嬉しかったです》《わりと初期のドラマ化のテイストをオマージュしてる感じが見えて楽しかった。演出? 画質? の90年代っぽさと年代設定を2022基準にしてたからちょっとそこは不思議な感じはしたけど》など好意的な声もあったが、《学園七不思議のストーリーやキャラはずいぶんシンプルに改変されていて人間関係の深みに物足りなさを感じ、事件の発端にしても無理矢理感を感じた》《初代をリアルタイムで見てた世代だけど、やっぱり堂本剛版金田一は超えられなかったね。でもこれは仕方ない。どうやったってあれは超えられないから》《いやあキツかった。どうしても初代と比べちゃうから全く入ってこなかったわ》など厳しい声も多かった。
「初代と今回を比較すると、時代に合わせてさまざまな変更点がありました。特に印象的だったのが原作や初代では死んでしまう犯人が今回は死なないなどソフトなエンディングにしていたことで、《今の時代に合わせてか最後犯人死ななかったです。これから放送される話も犯人死なないのかな》など今後を不安視する声もあがっています。
代替わりして続くほどの人気コンテンツではあるのですが、視聴率の面でも評価の面でも初代超えをいまだに果たしていないのが現状。そのため、今も堂本剛の金田一が見たいという声が根強くあり、金田一少年が大人になって謎を解く続編漫画『金田一37歳の事件簿』のドラマ化を望む初代ファンも多くいます」(芸能記者)
次回は堂本剛による大人の金田一をドラマ化したほうがヒット確実か?
(柏原廉)