5月3日に自宅のトレーニングルームで死去した渡辺裕之さん(66)。渡辺さんの所属事務所が公式サイトで「自宅で縊死(いし)いたしました」と発表したため、ネット上では一時「トレーニング中に事故が起きたの?」「ダンベルが落ちてきたとかマシーンの誤作動とかがあったの?」など、事故死と勘違いする声が続出。その後、テレビのニュースで渡辺さんの死去した状況などが伝えられた際、「日本いのちの電話」の相談窓口が案内されていることから、事故死ではなく自死したことに気づく人がいたようだ。
「渡辺さんのニュースで縊死という言葉に初めて触れた人も多かったようです。おそらく初めて見たむずかしい漢字熟語と『トレーニングルームで倒れていたところを家族が発見』という詳細説明文から誤解が生じたのではないでしょうか。ネット上では、渡辺さんの人気に火が点いた1986年放送の昼ドラ『愛の嵐』(フジテレビ系)や、『ファイトーーッ! 一発!』の掛け声で有名な大正製薬の『リポビタンD』のCMなどで見せていた、健康的でたくましい肉体と白い歯が目立つ優しそうな笑顔を思い出す人が多く、早すぎる他界を嘆く声にあふれています」(女性誌記者)
年齢を重ねてダンディな役者として出演オファーが絶えなかった渡辺さんの訃報は、芸能界のみならず視聴者にも大きな衝撃を与えたようだ。