女優・浜辺美波が2023年度前期の朝ドラ「らんまん」(NHK)でヒロインを演じることが明らかになり、驚きの声が上がっている。
今作の朝ドラは、日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルに、喜びと発見に満ちあふれた人生を美しい草花やみずみずしい里山の情景とともに描くオリジナル作品。浜辺演じる寿恵子は、東京の下町で母親と菓子屋を営む江戸っ子で、主人公・万太郎と運命的な出会いをして結婚する。植物研究にお金をつぎ込む夫のために苦しい家計をやりくりして、夫や子供達と貧しくとも明るく楽しい家庭を築くといったストーリーだ。
ヒロイン決定に、浜辺は「祖父母、親孝行になる朝ドラという歴史ある番組に神木隆之介さんという敬愛する大先輩とともに出演させて頂ける機会との巡り合わせに、企画書を読む手が震えるほど嬉しかった」と喜びを口にした。
浜辺が朝ドラに出演するのは、2015年の「まれ」以来2度目。2017年に公開された映画「君の膵臓をたべたい」で日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。主演ドラマ「賭ケグルイ」(毎日放送)シリーズは映画化され、2020年のドラマ「私たちはどうかしている」(日本テレビ系)では、横浜流星とW主演。今年1月期の連ドラ「ドクターホワイト」(フジテレビ系)でも主演を務めるなど、いまや若手人気女優の1人だ。
そんな浜辺だが、朝ドラヒロインへの抜擢に疑問を呈するこんな声もある。
「前作の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では、上白石萌音がヒロイン役の1人に選ばれ、現在放送中の朝ドラ『ちむどんどん』では、上白石萌歌がヒロインの妹役を射止めています。上白石姉妹は、浜辺と同じ芸能事務所に所属。しかも2011年の『第7回東宝シンデレラオーディション』では、グランプリに萌歌、審査員特別賞に姉の萌音。そして浜辺は、新設されたニュージェネレーション賞に輝きました。近年では、倉科カナ、土屋太鳳、二階堂ふみ、黒島結菜を輩出したソニー・ミュージックアーティスツに続く快挙と言えるでしょう」(週刊誌記者)
朝ドラヒロインを目指すなら、「東宝シンデレラオーディション」が狙い目?
(窪田史朗)