嵐の相葉雅紀が5月15日放送のレギュラー番組「相葉マナブ」(テレビ朝日系)で、ひとつ間違えれば大惨事となっていたプライベート旅行について語った。
相葉がハマったのが、スノーボード。年始に事務所の後輩であるふぉ~ゆ~の松崎祐介とスノボを初体験して、その面白さにドハマリしたのだという。
多忙なスケジュールをやりくりし、2度目のスノボに出かけたのは、8年ぶりの主演映画「“それ”がいる森」を撮り終えた後のこと。2泊3日旅行に同行したのは、「相葉マナブ」の共演者で飲み友達でもある小峠英二と嵐・櫻井翔。相葉が取り持つ形でスキー大好き人間である櫻井の参加が実現した。
相葉にとっては、人生2度目のスノボ。小峠にとっては人生初だ。初日の午前中、2人はインストラクターにつきっきりで集中レッスンを受け、その後は中腹のスノボコースをすべっていた。ところが、リフトで10数分かけて昇っても、滑ればたった2~3分でおしまいという単調さに物足りなさを感じた相葉が小峠に悪魔の誘いを持ちかけた。
「相葉は小峠との4回目の滑りの時に『いちばん上に行こうよ』と誘ったんだそう。いちばん上というのは、2人が『地獄谷と呼んでいた急斜面』で、まかり間違っても、人生で3回しかスノボを経験していない初心者が挑戦できるような場所ではなかったそう。とはいっても、相葉は言い出したらきかないタイプ。小峠は『行くしかないからさ』と渋々連れて行かれてしまった。頂上で小峠は予想通り大コケ。すぐ起きられるわけもなく、後頭部から真っ逆さまに急降下していき、そのままの姿勢で30メートルも滑り落ちていったのだとか。
いきなりのアクシデントに、相葉はどうしていたかというと、何と助けに行くどころか、周囲に救いを求めることもせず、その間ずっと1人で笑い転げていたのだそう。相葉が手を叩いて『本当にあれ。映像撮っときゃよかったなっていうぐらい面白かったの』と説明していました」(テレビ雑誌記者)
小峠は、友人の不幸を心配するどころか腹を抱えて笑った相葉をやり玉にあげることなく笑いに昇華。お笑い芸人らしく「カメラも回ってないのに、このまま30メーター落ちて行くってさ」と切り返した。するとそこまでじっと話を聞いていた澤部佑が「カメラ回ってりゃね、スイッチ入りますけどね」と助け舟を出すと、小峠も「回ってりゃいいよ。落ちていってる時、これで回ってねえのかと思ったもん」と一世一代の瞬間を逃がした無念さをぼやいてみせた。
「相葉はことの重大さをまるで感じてなかったようですが、初心者2人がいきなり頂上から滑り降りるのはほとんど暴挙。危険極まりない行為です。一歩間違えれば、大惨事になりかねなかったトンデモ話を武勇伝のごとく自慢したのもいかがなものでしょうか。大事にならずになによりでしたし、小峠がお笑い芸人らしく笑いでおさめたのはさすがでした」(芸能ライター)
来シーズン、相葉のムチャぶりスノボ行きに付き合うもの好きはいるのだろうか。
(塩勢知央)