4月にスタートした昼のワイドショー「ポップUP!」(フジテレビ系)内で放送中の「ひるドラ!『昼上がりのオンナたち』」。5月20日から4回にわたり金曜日のみ放送の1話完結ドラマで、実話をもとにした妻側の不貞関係のリアルが描かれている。
テレビでは15分間という短いドラマだが、「ポップUP!」終了後にはその後のエピソードが追加された「FOD版(ロングバージョン)」が配信されている。ネット上では「不貞妻が増える理由がすごくよくわかる」「短いドラマで見やすい」などの好感触を示す声と、「子どもと一緒に『ポップUP!』を観てたらドラマが始まってベッドシーンが出てきて気まずかった」「上戸彩と斎藤工がやってた『昼顔』みたいな艶っぽさで昼に観るものじゃないと思った」「短くてドラマとは思えなかった」などの批判的な声が見事に拮抗しているようだ。
「第1話の主演は演技達者として知られている徳永えりで、マッチングアプリから始まった不貞関係を好演していました。テレビ版は約15分間、FOD版は約20分間と短いドラマのため見やすいと言えますが、ドラマというには物足りなく、今年3月に終了した『痛快TV スカッとジャパン』(フジテレビ系)内で放送されていた再現ドラマに近い気がします。昼ドラといえば誰もがすぐに思い出す2004年2月期放送の『牡丹と薔薇』(フジテレビ系)が、現在土曜日の深夜に4話ずつ再放送中なのですが、『昼上がりのオンナたち』を深夜枠で放送し、『牡丹と薔薇』を『ポップUP!』内で再放送すれば子どもと観ても気まずくならないし、ドラマとしての見応えもあり、さらには視聴率アップにもなるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
坂上忍がMCを務めていた「バイキング」がすでに懐かしい。