「部屋をスッキリさせたいのに、片付けても片付けてもモノが増えていく。何とかしたい……」という場合は、その原因を探ることが重要です。次のようなものを溜め込んでいませんか?
■試供品
旅行に行く、今あるストックがなくなった、災害時のためなど“もしも”のために取っておこうとすると、気付けば膨大な量になりやすいのが試供品です。ストックしておきたい量が揃ったら、もらったその日に使うようにしたり、ストックしている古いものから使うようにしたりするとよいでしょう。
■紙袋
いただきものや買い物で受け取った紙袋も「まだ使える!」と思うと、試供品と同様に溜め込みやすいもの。今後使うかもしれないという可能性がゼロとはいえないため、捨てにくいですよね。頻繁に使用するサイズやお気に入りのデザインのもの以外は、「同じ大きさのものであればとっておかずに何かに使う」というルールを設定すると、溜め込み過ぎを防げますよ。
■期限が切れたお知らせ書類
受け取った時点で不要だと分かるものは処分できるけれど、これからの予定にかかわるものだと捨てることができず、とっておいたままになりやすいチラシやお便り類。月ごとの収納場所を作って期限ごとに整理し、月替わりに前月の書類をすべて捨てるようにするなど、捨てるためのルーティーンを作るとよいでしょう。
どれもちょっとした意識改革やルール作りで、モノは管理しやすくなります。まずは、ストックがどのくらいあるのかいつでも状況を把握できるように収納場所を整えて、現状を把握することから始めてくださいね。
(Nao Kiyota)