女優・土屋太鳳が主演するドラマ「やんごとなき一族」(フジテレビ系)の第7話の放送を前に、深山美保子役を演じる松本若菜の怪演ぶりが話題になっている。
このドラマは、下町育ちの主人公・篠原佐都(土屋)が江戸時代から400年以上続く名家に嫁いだ女性の戦いを描くアフター・シンデレラ・ストーリー。第6話では、義妹・有沙(馬場ふみか)と香川友貴(森田甘露)の結婚準備のシーンが登場。深山家の当主・圭一(石橋凌)に託されたのは、長男・明人(尾上松也)と美保子だった。滞りなく無事に婚約祝いのお茶会を終えるも、美保子は香川家の前で、お茶会のお菓子は実家の「万屋寿庵」のものであることを告げる。すると友貴の母・和枝(ふせえり)が顔色を変え──。
和枝は「万屋寿庵」の先代の女将と知り合いであり、女将は先代の不貞相手にその座を奪われたことで心を病み、今も闘病中であると明かすと、気分が悪いとしてその場を去った。その不貞相手の娘である美保子は、当主・圭一から「もう二度と私の前に顔を出すな」と言い渡され、絶体絶命のピンチを迎える。
これまで、深山家の次男・健太(松下洸平)の嫁・佐都を散々な目に遭わせてきた美保子には、「美保子さんにもそんな辛い過去が」「やるせない気持ちになった」といった共感コメントが殺到。ヒロイン・佐都がかすむ程の松本若葉の怪演ぶりが大きな話題を呼んでいる。
「松本は、2007年『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)でデビュー。今年配信された『金魚妻』(Netflix)では、濃厚な濡場を演じ話題を呼ぶと、1月期の月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)に出演。さらに7月期のドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京系)では連ドラ初主演を果たすなど、癖の強すぎる演技が“小沢真珠の再来”といった声も上がっています」(週刊誌記者)
今作は世帯平均視聴率こそ、これまで6%台と低迷しているが、5月27日に行ったフジテレビ金光修社長の定例会見によると「非常に特徴のあるドラマ」「配信でいい数字を取っている」と胸を張っている。女優・松本若菜、今作でブレイクするかも?
(窪田史朗)