三上博史主演のドラマ「遺産相続弁護士 柿崎真一」(日本テレビ系)に、新米弁護士役で出演している女優の森川葵が可愛らしいと話題になっている。本作での森川は、毎回4着以上の衣装を身につける変幻自在ぶりを発揮。衣装のテイストは様々だが、どれも似合っていると評判なのだ。女性誌のライターがこう評価する。
「ワンピースを着ているシーンでは大人っぽい紺色や黒系から、緋色に白い水玉が入ったレトロ調、さらには三色のストライプが入ったサイケ調までバリエーション豊かです。ほかにも清楚な白ブラウスを着たかと思えば、まるで水森亜土を思わせる黄緑色のオーバーオールと振り幅も広く、彼女のファッションを見ているだけでも楽しめますね」
そんな衣装に加え、弁護士という設定を無視したかのようなカチューシャやヘッドバンドを着用するシーンも多く、森川のファンにとってはたまらない作品と言えるだろう。だがそんな森川に対し、テレビ誌のライターはこんな危惧を見せる。
「衣装の印象が強すぎるのか、本人の顔が覚えられないのです。衣装ごとに化粧のテイストも変えているようで、ながら見している視聴者には別の女優に見えてしまいかねないほど。顔立ちは可愛らしいのですが、これといった華がないのか地味な印象なのが難点ですね。これでは西内まりやや山本美月のような『美人だけど印象が薄いモデル出身女優』という枠に捉われかねません」
その森川は前々作の月9ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」(フジテレビ系)にも出演していたが、有村架純や高畑充希の陰に隠れてしまい、その存在を覚えている視聴者がどれくらいいるのかは疑問だ。今回のドラマでも「主演・三上の隣にいた女の子」となってしまわないよう、さらなる自己アピールが必要かもしれない。
(白根麻子)