人気グループ・Hey! Say! JUNPの山田涼介が主演を務める連ドラ「俺の可愛いはもうすぐ消費期限!?」(テレビ朝日系)が、次回6月11日放送の最終話(9話)で、異例の30分から1時間枠として放送される(注:23:00スタート)。
オリコンのドラマ満足度ランキングでは、23:30からの放送であるものの、毎回のようにランキングの10位以内をキープ、最新のランキングでは第5位と健闘しているこのドラマ。視聴者からは、《恋愛もののドラマのなかで、今クールいちばん“キュン”なドラマ》など、呼び声も高い。
「オリジナル脚本のせいか、《山田自身のキャラを意識して当て書きしたのではないか》という感想を持つ人がいるほど。山田扮する弥生ビールに勤める丸谷康介は、幼い頃から周囲に“カワイイ”を連呼され、それを武器に世渡りしてきた“アザカワ男子”という人物設定。丸谷と同じ会社の部下、26年間恋愛経験ナシの“ロボット女”こと真田和泉を演じる芳根京子との控えめなムズキュンシーンに、毎回ドキドキさせられ、芳根にも《メチャクチャ可愛いしやっぱり演技力が凄い》などの声があがっていました。例えば、丸谷の告白を受けてからの真田からの逆キスがあり、かと思えば、丸谷が自宅で上手にエスコートしながらキスに持ち込むシーンは、見惚れてしまうほどに山田の役者としての経験と余裕が生かされていた気がします」(ドラマライター)
現・ジャニーズ事務所で、主演を張ったドラマ&映画の数では、大御所の木村拓哉、岡田准一、嵐の二宮和也、松本潤あたりにも決して劣らず、時には、助演にまわることもできる。グループ内でもセンターとしての絶対的ポジションを維持している。しかし、すべてが順風満帆というわけではない。
「視聴率や興収が伴う大ヒット作と言えるものに、巡り合うことができていないように思います。特別なファンでなくとも『山田と言えばこれ!』と思い浮かぶような作品です。もちろん山田だけの問題ではなく、脚本やキャスティング、番宣の仕方、その時々の社会状況なども大きく関わってきますが」(芸能ライター)
あるトーク番組で、「山田個人の活躍がグループの活性化にもつながる、というようなことを言われて励まされた」と語っていたが、今回の当たり役を経て、どのような方向へ行くのか注目したい。
(島花鈴)