お笑いコンビ・ココリコの田中直樹が6月7日に都内で行われた書籍「エシカル白書2022-2023」の出版記念イベントに登壇。田中は大の動物好きで、イベントでも地球環境による動物への影響について熱く語った。
「“エシカル”とは、経済活動の場面で環境・社会貢献などに配慮した取り組みのこと。『エシカル白書2022-2023』は、これまでエシカルに全く触れてこなかった企業人やすでに実践を重ねている有識者まで幅広い読者層のニーズに応えることを目指した書籍。田中は、いつまでも魚を食べ続けることができるように、水産資源や環境に配慮した漁業によって獲られた水産物につけられた『海のエコラベル』を運営するMSCジャパンのアンバサダーを務めており、今回のイベントに招待されることになりました」(芸能ライター)
田中は生き物を通して地球を知ってもらう活動を日頃から行っており「例えば、氷が少なくなってホッキョクグマの数が少なくなってきているのは知っているじゃないですか。でも、逆に南極のペンギンたちは食べ物が増えているんですよ」と切り出し、その理由が地球の温暖化だとして「生き物を通して、地球全体の話をしていけば何かしら引っかかる」と熱弁をふるった。
「田中は動物好きが高じて2015年に“科学界のインディ・ジョーンズ”と呼ばれる長沼毅広島大准教授(当時)と共著で『ココリコ田中×長沼毅presents 図解 生き物が見ている世界』を出版しています」(週刊誌記者)
そもそも、田中が動物に目覚めたきっかけが、売れなかった芸人時代にあるという。
「昨年出演したラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で『(生き物は)すごいシンプルじゃないですか。若手の時、仕事が上手くいかなくて、いっぱいいっぱいになったりして、頭がこんがらがってシンドイ時期ってあるやん?』『生き物みたいに食べて、寝て、交接のタイミングを待つだけの生活が出来ればいいやって思ったら俺、ラクになったんですよ』『もう十分、食べて寝てるし家もあるし、十分頑張ってるじゃんと思えるようになって、ちょっとだけラクにならせてくれたのが生き物なの』と語っています」(前出・芸能ライター)
今ではそれが飯の種になっているのだから、まさに転んでもただでは起きない?
(窪田史朗)