TBSは6月9日、7月10日に放送される参議院議員選挙の開票特番「選挙の日2022 私たちの明日」(TBS系)のスペシャルキャスターにお笑いコンビ・爆笑問題の太田光を起用することを発表。ネットは太田の起用に関してザワついている。
同番組は総合司会をTBSの局アナである井上貴博アナと小川彩佳アナ、キャスターにはタレントのホラン千秋、フリーアナウンサーの石井亮次アナが務める。太田は昨年10月31日に放送された同局の選挙特番「選挙の日2021 太田光と問う!私たちのミライ」に出演しており、今回は再起用。出演にあたって「参院選特番の『台風の目』にしたいです。前回いろいろありましたが、私の“芯”は変わらないし、今回も何が起こるかわからない感じにしたい。そのためにも、ホランさんと石井さんで脇を固めて、というか脇をガッツリつかんでもらおうと思います」とコメントした。
しかし、ネットでは大半が《前回は太田さんの芸風とはいえ酷すぎた。そもそも、芸風も何も、選挙特番に芸人が必要なのだろうか》《前回の衆院選の特番で、あれだけの不評を買いながらも次の参院選でも起用すると言う発想は、TBSが選挙特番をお笑いバラエティと同列で考えている証拠》《視聴率が取れることが正義でしょうから、炎上商法のようなものな気もします》など太田の起用に疑問や異議を寄せる声が続出している。
「太田は昨年の特番では政治家とのやり取りの数々が物議を醸し、ネットで炎上。開票結果を待つ自民党の甘利明氏に対しては『甘利さん、これもう戦犯ですよね? もし負けたら』と挑発し、落選が決まると『ご愁傷様でした』と笑いながら言葉をかけていました。
れいわ新選組の山本太郎代表と中継で話した際には山本氏の話に対して『まどろっこしい』などと切り捨て、時間がなくなり会話がフェードアウトしてしまった後は『あいつ態度悪いね』と悪態をついていました。
さらに元自民党幹事長の二階俊博氏との中継では『人相が悪いんですけど、怒ってますか?』『自民党の象徴みたいな存在だと思うんですけど、いい意味でも、悪い意味でもね』『二階さんはいつまで政治家続けるつもりですか?』などと挑発するような言動を繰り返し、口論に発展していました。
太田は後に自身のラジオ番組『爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)で反省していましたが、今回『“芯”は変わらない』と明言しているので、前回の内容を活かしつつも攻める姿勢は変わらないと思われます」(芸能記者)
果たして、さらなる炎上を起こしてしまうのか、当日は要注目だ。
(柏原廉)