俳優の草なぎ剛が6月5日に配信されたレギュラー番組「7.2 新しい別の窓」(ABEMA)に生出演。NGにしている仕事について語った。
番組では草なぎを深掘りする「草なぎ剛の取扱説明書」という企画を実施。その中で「○○ロケは致しません。」というキーワードが出されると、草なぎは「キツかったから、あれは本当に」と振り返りつつ、その「○○」が「大食い」であることを告白。共演の香取慎吾も「唯一、彼が芸能人生の中でマネージャーさんに『今後そういう仕事はNG』って」と明かし、草なぎも「言った。(ロケが)終わった後に言ったのかな」と同意しつつ、詳細を告白。
草なぎによると、12年から18年までの放送されていた香取慎吾の番組「おじゃMAP!!」(フジテレビ系)にゲスト出演した際、ご飯が入った炊飯ジャーを持ちながら名古屋市内の飲食店を巡るというロケ企画を実施。「(ご飯を)食べきらないといけないみたいな。食べているのにまたスタッフの人が調子に乗って、“まだいける”みたいな感じで追加してんのよ!」「延々、米食うわけ」とどんどんご飯を追加されたという。草なぎはさらに「ずっとお米を食べてたら、終わった1週間ぐらい調子悪くなっちゃって。それで、それ(大食い企画)はちょっと‥‥って」とNGにしたという。
ネット上では《確かに、断食は我慢できても、大食いは苦行だからな。わかるわ》《食べすぎは本当に体に負担がかかるからね》など同情の声が続出したほかに、《ドラマとはいえフードファイトをやっていた人だから、そこはナイショにしといてほしかったな》《フードファイター役も辛かったのかな?》といった声も。
「草なぎは00年に放送された連続ドラマ『フードファイト』(日本テレビ系)で主演のフードファイター役を務めていました。同ドラマは共演に深田恭子、宮沢りえをはじめ毎回変わるフードファイター役のゲスト陣も豪華な顔ぶれ。草なぎによる『俺の胃袋は宇宙だ!』の決めゼリフも話題となりました。
平均視聴率は17.2%、最高視聴率は21.5%を記録し、翌年には続編となる2本のスペシャルドラマも作られ、さらなる続編が期待されましたが、ストーリー半ばで完全封印。再放送はおろかソフト化もされていません。その理由はドラマのフードファイトを子どもがマネした結果、亡くなってしまうという痛ましい事故が起きてしまったためです。大食いNGは、ドラマとリアルは違うということを草なぎ自身が証明してしまったということでしょう」(芸能記者)
ドラマだけでなく草なぎ自身も“大食い”を封印してしまったようだ。
(柏原廉)