歌手で俳優の世良公則が6月15日に「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。朝ドラ「カムカムエヴリバディ」(NHK)への出演エピソードを語るとともに、デビュー当時の秘話も明らかになった。
「ロックバンド『世良公則&ツイスト』でデビューして今年で45周年。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』では、初代ヒロイン・安子(上白石萌音)の岡山編では、喫茶店経営者の定一役として登場。さらに3代目ヒロイン・ひなた(川栄李奈)の京都編では定一の息子・健一役としても出演。定一がジャズの名曲『オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート』を熱唱するライブシーンは大きな反響を呼び、NHKの公式YouTubeで歌唱するシーンを公開すると、3カ月で再生回数110万回を突破。3月上旬にはレコーディングが行われ、3月30日には緊急配信リリースされました」(女性誌記者)
「徹子の部屋」では、これまで俳優として仕事する際は、歌にまつわる役や歌唱シーンがある仕事はずっと断ってきたとコメント。しかし「もう60も超えましたし、66に。こだわりとか持たずに、自由に演技をしてみようってことで今回、ジャズを歌わせてもらった」と出演秘話を語った。さらに世良は、デビュー当時の秘話についても明かしている。
「デビュー直後に大ブレイクした世良ですが、当時ロックミュージシャンへの風当たりが強く、中学や高校の生徒手帳に『世良公則&ツイストのコンサートに行ってはいけない』といった校則があったと、まことしやかに噂されていました。それについて世良自身も都市伝説だと思っていたところ、そういう校則のある女子校に通うガールフレンドと付き合っていたスタッフがいて、実際にその生徒手帳に書かれていたことがわかり、都市伝説ではなく事実だったことも明らかになりました」(芸能ライター)
そんな世良は、戦友でもある桑田佳祐からのオファーを受けて、佐野元春、Char、野口五郎らと、桑田が平和を願って書き下ろした新曲「時代遅れのRock’n Roll Band」を5月23日に配信リリースした。
デビュー45年。精力的に活動する世良に注目だ。
(窪田史朗)