俳優の間宮祥太朗が、バリバリのヤンキーと真面目な高校生の二重生活を送る主人公を演じた「ナンバMG5」(フジテレビ系)が6月22日に最終回を迎え、平均視聴率は6.2%。全話は5.36%だった。
前話で、警察に連行された難破剛(間宮)は、家に帰ることはできたものの、学校側は退学処分の方向に動いていた。これに対し、かつて剛に助けられた同級生や後輩が猛反発。体育館に立てこもり、剛の処分を撤回するよう要求。日に日に賛同者が増え、その数に校長が折れて退学は撤回された。
最終話の展開に視聴者からは「ハッピーエンドだー!! よかった、号泣」「最高の終わりだな!」「愛がいっぱいで本当に満足できる神最終回でした」「ありがとう! こんなに笑って泣いて感動したドラマは久々です」「いい最終回でした。言うことなしです!」など、感動の嵐が吹き荒れていた。
「原作は小沢としお氏によるコミック。ドラマでは原作とは違う形のハッピーエンドとなりましたが、漫画のファンも納得といった最終回でした。視聴率こそ伸びなかったものの、放送のたびにSNS上では絶賛されていました。ドラマ満足度調査でも、今期視聴率1位の『マイファミリー』(TBS系)と首位を争うほどの人気でした」(テレビ誌ライター)
今作は、視聴率だけでは人気の本質を測れないことが改めて示されたようだ。