今夏スタートのドラマは、朝ドラヒロインが激突する。
まず、7月4日にスタートする「競争の番人」(フジテレビ系)で、2013年度後期の「ごちそうさん」で主演を務めた杏が、坂口健太郎とW主演。公正取引委員会を舞台に、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出していく。
7月5日には「ユニコーンに乗って」(TBS系)がスタート。2018年度前期の「半分、青い。」で主演を務めた永野芽郁が、若き起業家で教育系アプリを手掛ける会社のCEOを演じる。
7月8日には、2017年前期の「ひよっこ」で主演の有村架純が、中村倫也とW主演の「石子と羽男‐そんなコトで訴えます?‐」(TBS系)がスタート。有村は4回司法試験に落ちた東大卒のパラリーガルに挑戦する。
そして、7月18日にスタートするのは、2015年後期の「あさが来た」で主演の波瑠が「魔法のリノベ」(フジテレビ系)で主演を務める。住宅リノベーションをテーマに、依頼人が抱える問題に立ち向かう主人公たちの姿を描く。
「杏、波瑠、永野、有村が演じるのは、いずれも現代社会問題に立ち向かう姿勢です。杏は企業の不正を暴き、永野は貧しい家庭に育ち、満足な教育を受けられなかった過去をバネに高卒から独学で勉強し、会社創設を実現させた雑草魂を持つ若き女性CEO。有村は身近に起こるトラブルを解決し、波瑠は、昨今問題になっているリノベーションでのトラブルに挑みます」(テレビ誌ライター)
この4人が、現代社会で活躍する女性像をどう演じるのか、楽しみにしたい。